不毛な地帯
最近、説明ばかりしているのであります。
んまあ、相手に理解をしてもらうために説明をすることは必要かつ重要なことなので、それは別によいのです。
問題は、こちらが一生懸命に説明をしても相手がまったくといっていいほど理解をしていないことであります。
つか、理解されないということは私の説明の仕方が悪い、もしくは相手の理解力が乏しい、またはその両方の可能性が考えられるわけですが、彼女らは私が三日前に説明したことなんてなーんも覚えちゃいないので、私の説明の仕方の善し悪しはあまり関係がないように思われます。
にもかかわらず、「これはなんですか?」とか「なんでこれはこうなるんですか?」という説明を、(なぜかはわかりませんが)向こうのほうから求めてくるのであります。
私は最初っから「一を言って十を知れ」なんてことは期待していません。
ただ、一を言ったら、せめて0.5くらいは理解して(というか、覚えていて)ほしいと思うのですが、ちょっと時間がたつとなぜかすこーんと忘れてしまうのです。
「ああ、もう説明するのつかれちゃったよ。つか、不毛なのは自宅だけで十分だ……」
向こうに覚える気があるのかないのかわかりませんし、そんなことを知る気もありませんが、覚える気がないのなら説明を求めないでほしい……とつくづく思う今日この頃であります。