社内連絡をちゃんとしよう


昨日、社員のみなさんに自社製品のMac OS X 10.6の動作検証レポート(力作)をメールで送っておいたのであります。

そうしたらメールを送って30分後に、社長から「よくわかりました。ごくろうさん」と声をかけられたのですが、ほかの社員の方からはなにもレスポンスがなかったので、


 「ああ、社員のみなさんはすべてWindowsユーザだから、Macのことはよくわからないところもあるのだろうなあ。ということは、明日の朝もう一度読み直してから質問をしてくるのかもしれない。もしくは作業が忙しくてメールを読んでいる時間がないのかもしれないから、向こうからなにか聞かれるまでほうっておこう」


と思っていたのであります。

そうしたら案の定、今朝方出社してから30分ほどして、私の斜め左前に座っている女性社員のN本(仮)さんに


 「totsugekiさん、このロゼッタってなんですか?」


と聞かれたので、わかりやすく丁寧にお答えしたのであります。

すると、レポートの内容を理解してくれたらしいN本さんが、出社してきたばかりの女性社員のK林(仮)さん(web管理担当)に


 「(うちの)サイトにtotsugekiさんのメールの内容をのせておいたほうがいいと思うんだけど……」


と話を振ったのであります。すると、彼女が露骨に


 「えっ? それってなんの話?」


といった態度を取ったので、N本さんが


 「昨日、totsugekiさんからメールが送られてきてたと思うんだけど……」


というと、


 「私、そのメールみてない」


というのであります。


 「え? 昨日メールソフト立ち上げた?」

 「立ち上げたよ(とPCを起動する)」

 「ちゃんと届いてるでしょ?」

 「うーんとねえ……あ、ホントだ」

 「じゃあ、届いてるじゃん」

 「え〜! でも、こんなタイトルじゃ読みすごしちゃうよ!」

 「……大事な内容のメールをスルーされたら困るんですけど」

 「え〜! でも、みんなこんな近くにいるんだからメールを送ったら口頭でいってくれればいいじゃん!! ていうか、いってよ!!!

 「……とかいってますよ、totsugekiさん」

 「……」


本当は「はい、わかりました。じゃあ、今度からメールを送ったら電話しまーす」といおうと思ったのですが、すぐにやめました。


 「優秀な社員の人はやっぱりいうことが違うな……」


当分、blogのネタには困らなさそうです。