長い一日のはじまり
さて、のこのこと新宿に酒を飲みに向かったわけですが、ビックカメラで待ち合わせをしたあと、ISAOで銀河高原バイツェンを1杯飲んだあと焼酎のボトルを1本空け、アボットチョイスでそれぞれヒューガルデンとアボットエールを1杯飲んで、表向きはなにごともなくふつうに話してはいますが、なにやらお互いにいいたいことがあるのにいえない、そんな妙な雰囲気のまま、ふつうに二人で終電に乗って私の自宅に帰ってきたのであります。
つうか、これをお読みの方は男女が二人で終電に乗って男の家に行くこと自体おかしいと思われるかもしれませんが、別に私は相手が男であろうが女であろうが「電車がないんなら(ボクの)家に来れば?」というのは当たり前というか、「困ったときはおたがいさま」というのが私のなかでは常識となっているので、逆に「狭い上にこんな小汚いところで申し訳ない」くらいの気持ちなのであります。
で、これまたいつものとおりというか、「もうちょっと飲みますか?」などと確認をするわけでもなく、ふつうに焼酎を飲みはじめ、朝方5時に焼酎のボトルがなくなりかけたころ、ついにそのときはやってきたのでありました。
その内容はというと……ちょっと衝撃が強すぎて私には書けません。ていうか、された話がものすごすぎていまだによくわからないことばかりなのですが、ひとつだけわかったことがあります。
「なんかいまの自分ってちょっと前の切込隊長みたいだな……」
そしてこれで話は終わりかと思いきや、話は終わりではなかったのです。
というか、これはほんの序章にすぎなかったのでありました……。
続く……のか?