本日は仕事帰りに神保町のファミタクで


卓球をたしなんできたのであります。


 「卓球ってテーブルテニスっていうけど、テニスの腕はあまり関係はないのだろうか」


などと思いつつ、大学生らしき男女6人のグループがきゃっきゃっいいながらダブルスなんぞをしているのをみて、


 「卓球って、あんなに盛り上がるものでしたっけ……?」


と、誰にいうでもなくぽつりと思っていることを口にしたら、さきほどから台をはさんで黙々とボールを打ち合っている元同僚の女性(むろん年上)が


 「totsugeki君、あれが若さよ」


といわれ、


 「……はあ、そうですか。そんなもんですか」


とやはり黙々とボールを打ち続けたのであります。

で、きっちり1時間で卓球を切り上げ、斜め向かいにある「てけてけ」へと移動。

つうか、卓球はたんにフリというか、「やっぱりビールを飲む前には体を動かしたほうがビールがおいしいよね!」といった感じなのであります。

そしてひたすらプレミアムモルツを飲み続け、「あの人が辞めた」とか「だれそれが専務になった」とかいう内輪の話で盛り上がり(ぶっちゃけ社員でもない私にはどうでもいい話なのですが)、22時40分にお開きに。

で、24時過ぎに自宅に帰ってきたのでありますが、玄関の扉を開けるとコタローとコジローが暗闇のなか、らんらんとした目で私をみつめているのでありました。

でもって、なぜか昨日の晩に作りかけだったシチューを仕上げたりして、秋の夜は更けていくのでありました。