睡眠不足だとむしょうにお腹が減る


のであります。

前までは寝不足だと仕事をしているときにひどく眠たくなるので、目を覚ますためについついものを食べすぎてしまう……のだと思っていたのですが、実はそうではありませんでした。

私の場合、睡眠が不足しているとなんでかはわかりませんが、むしょうにお腹が減るのです。

それが朝ご飯をしっかり食べていようと、昼ご飯をがっつり食べていようとまったく関係ありません。とにかくむやみやたらに空腹におそわれるのです。

で、最初は「我慢しなくてはいかん」と水をがぶがぶ飲んだり、ガムをかんだりして気をまぎらわせようとがんばっているのですが、あまりの空腹感(といっても、実際はたいして空腹ではない)についつい引き出しのなかにあるものを食べてしまうのです。

そしてひととおり食べおえると(当たり前ですが)空腹はおさまるのですが、小1時間もすると今度は第二波がおそってきます。

で、また抵抗はしてみるものの、あえなく空腹感に負けてしまうというわけです。

だったら、引き出しのなかに食べるものを入れておかなければいいじゃないかと思われるかもしれませんが、派遣社員は正社員と違って就業中にやたらと社外に出られないので(むろん例外もいますが……)、急に夜遅くまで残業があったりするとさすがになにも食べずに仕事をするのは不可能なので、そのときのためになにがしか食べ物をストックしてあるのです。

しかし、寝不足だとそのときがくる前にぺろっと消費してしまうわけです。

ですが、不思議なことにちゃんと睡眠を取っているとお腹はまったく減りませんで、むろん昼食時になればお腹は減りますが、それ以降は水を飲むだけでまったくなにも食べません。

というか、健康な人はそれが普通なのかもしれませんが、私の場合、社会人になってからいままで睡眠が足りているということはほぼなかったので、会社に行って4時、5時になると始終ぽりぽりとなにかを食べていたというわけです。

そういえば家族のなかで一人だけやせている私の父はいつも睡眠をしっかりと取っていたなあ……なんてことをいまさらながら思ったり。

やはり睡眠が不足するとホルモンのバランスが崩れて、そのせいでむしょうにお腹が減るのかもしれませんが、なんにせよ睡眠はしっかり取りましょうということですね。