忘年会を終えて

残ったのはえもいわれぬ疲労感と増えた体重のみである。

というか、土曜日にひどくショックな出来事があったために、土曜日の忘年会はとても楽しみにしていたわりには、なんだかあんまり楽しめなかった。

まあ、それでも料理はおいしかったし、御歳65歳のソフト開発(?)会社社長に日本酒をがぶがぶ飲ませたら、会費も無料になったし、参加してくれたみんなも特になんにもいっていなかったが、たぶん喜んでくれたと思う。

しかし日曜日のほうは前日のダメージで体調が万全でないうえに、気分もすぐれず、おまけに年寄りの自慢話をたらたらと聞かされ、ふだんならまだ笑ってすませられるものが、今回は体調があまりよくなかったために
笑ってすませることができず、しかも途中からは中華料理のしつこさとあいまって、胸がムカムカしはじめ、最後は逃げるようにして帰ってきたのだが、「ああ、もう無理をしたくてもできない歳になってしまったのだなあ……」と思うとともに、「これからは酒を飲む相手と場所も考慮しないといけないな」と、これからは酒を飲む相手を厳選しようと強く心に誓ったりしたのであった。

そういう意味でいえば、土曜日の忘年会に来ていたe493さんが「体調がよくないので自分はウーロン茶で……」と本当にウーロン茶ですませていたのをみて、「e493さん、エライなあ」と感心していたのだが、いま思うとあれは節制をしていたというのではなく、本当に飲めなかったというか、体が受け付けなかったのではないかという気がしているわけだが、私には真似ができないので、たいしたものだと酒に関してちょっと見直しているのである(現に私は体調がよくないといいつつ、次の日にビールを飲んで、紹興酒を飲んで、中華を食べている)。

結局のところ、仕事に追われつつも、ふだんから適度な運動をして、適度な食事をとり、適度な酒量にしておかないと美味しい物も美味しくなくなってしまうどころか、そのうちに飲みたくても飲めず、食べたくても食べられなくなってしまうということなんだろうなあ。

なんにせよ「健康が一番」ということなのですなあ。