モザイク処理を忘れて大騒ぎ


先週の金曜日(8月18日)は課長もT女史もいなかったので、非常に気楽に過ごしていたのだが、それも今日でおしまい.

なんだかやる気が出ませんのうなどと思いつつ、朝10時に出社すると、なにやら幹部の人たちがそこここで渋い顔をしながら立ち話をしている。

「お? なんかあったんかな?」と思って聞き耳を立てていると、会話のなかに「修正」とか「スミ」とか「塗る」とかいう単語が漏れ聞こえる。

聞こえた話を総合するに、どうやら社内でDVDを紹介している雑誌の製作をしているらしいのだが、そのなかで成人向けのDVDのパッケージを紙面に載せたものの、それにモザイクをかけるのを忘れたらしい。

だもんだから、社員総出でその箇所にスミを塗ろうという相談をしているらしいのだが、みな一様に忙しくどうにも人が集まらないので、仕方なく幹部の人たちが出張って修正をしようという話になり、それを何時から始めるかを打ち合わせしているということらしい。

ま、成人誌というのは一般の書籍や雑誌と違って景気が悪くても売上は落ちないらしいのだが、一カ所でもぼかしやモザイクを入れ忘れたりした日にゃあ、下手すると刷り直しになってしまったりするから、こういうミスがあったりするとこわいんだよね(それに気がつかないで書店に並んじまった日にゃあ,もっとこわいことになるけど)

とはいっても、しがない派遣の身であるおいらにとっちゃまったく関係のないことだし、ましてや自分がモザイクの処理を忘れたわけではないので、「幹部のみなさんがんばってくださいねえ」などと思いつつ、せかせかとスミを塗りに出掛ける準備をしている課長を横目に、blogの更新をするのでありました。

つうか,このへんが気楽というか,これが派遣という業態のいいところなのかもしれないにゃあ(いや,いい意味でも悪い意味でもね)。