バイト42日目


さあ,本日もバイトである.

3日も連続で出ているとさすがに身体が慣れてくる.

とはいえ,ここでのバイトも本日が最後といえば最後なのでまじめにやろう.

……などというような気はさらさらなく,あいかわらずいつもどおりのだらけた感じで定番の1階・服飾雑貨売場のレジに入る.

しかし,3か月間もよくやったよな.

などと感傷に浸っていたかったのだが,そういえばさきほど先日の面接の結果が郵送されてきていた.

結果,不採用.

ある程度予想はしていたものの,「次は二次面接を受けていただきます」といわれたのはなんだったのだろうかと疑問に思ったりもするのだが,まあ制作の責任者と会社の役員との間に大きなギャップもあったりなかったりするのだろうと特に気にしないことにする.

さて,では次はどうしたものかと頭のなかで次の展開を巡らせているわけだが,一応次の展開としては先日,派遣会社に登録をしてきたのでそこに連絡をして仕事を紹介してもらうというのがあるのだが,派遣というのはあくまで次へのつなぎというか,次の仕事がみつかるまでの保険として登録をしてあるので,私としては派遣のメリットを最大限に活用しつつ,就職活動を続けようと思っているのである.

つうか,いくら時給が高いからって夜中にスーパーで品出しなんかしているよりも,派遣で仕事をしたほうが断然時給はよいのである.

では,なんで私がいままでここでバイトをしていたのかというと,


 たんにその事実に気がつかなかった


からである.最初からそうしていればなんということはなかったのだが,気がつかなかったのだから仕方あるまい.

いま考えるとものすごいアホなのだけれども,この某大手系列スーパーでのバイトもなにか得る物があったような気もするので,そういう意味でいうとまったくの無駄ではなかったと思う.

たぶん得た物はなにかあったはず.


……というか,そう思いたい.


さあ,次はどうしたものかな.