バイト43日目


さて,本日もバイト.

といっても,22時45分〜1時30分までの短時間である.

実をいうと,本当は6月いっぱいで辞める腹づもりだったのだが,


マネージャ:「レジだけでも入ってくれると助かるんだけど,どう?」

:「いや,そんな元気はないんで……」

マネージャ:「ほら,31番のレジ(1階・服飾雑貨売場のレジは番号でいうと31番なのだ)なら,そんなに疲れないでしょ?」

:「(う〜ん,たしかにあそこならのんびりテキストが打てるけどなあ)はあ,まあ……」

マネージャ:「君がくるときは必ず31番を指定しておくからさ」

:「……はあ,そうすか.でも平日はちょっと……」

マネージャ:「だったら,土日だけでいいよ」

:「え? でも,土日は人は足りてるんじゃないですか?」

マネージャ:「いやあ,このへん(出勤簿の下のほうを指さす)のやつらは来たり来なかったりで全然,当てにならないしさ」

:「……まあ,そうですね」

マネージャ:「それにみんな土日は休みたがるから,そうでもないんだよ」

:「はあ,そうすか」

マネージャ:「どう?」

:「う〜ん,そうですか.じゃあそういうことであれば……」

マネージャ:「よし,じゃあそれで決まりね」

:「はあ」

マネージャ:「じゃあ,しばらくはこれで様子をみてもらって,もししんどいようだったら,そのときはすぐに辞めてもらっていいから」

:「あ,そうすか」

マネージャ:「ほら辞めるのはすぐにできるんだけども,もし復帰したいってときは手続きが面倒だからさ」

:「はあ」

マネージャ:「もしtotsugekiさんがなんらかの事情でこっちに戻ってきて,うちの社員になってくれるっていうときもそのほうが楽だしね」

:「ハハハ」

マネージャ:「君みたいな人材がうちの社員になってくれたらとても助かるんだけどなあ……どう?」

:「はあ,じゃあもしこっちに復帰するようなことがあったら考えておきますよ」

マネージャ:「そう,じゃあそっちもひとつよろしく頼むよ.といっても最初はみんな契約社員だけどね」

:「あ,そうなんですか?」

マネージャ:「うん,みんなそう」

:「(……社員ねえ)」


な〜んてやり取りをして土日だけレジに入ることになったのだが,私は私で「これで金をもらいながらblogが書ける」とほくそ笑み,マネージャはマネージャで「これでみんなが入るのをいやがる31番レジの土日の人員の確保はできた」とお互いに有意義(?)だろうと思われる交渉を終えたのである.

しかし,社員ねえ…….