[仕事]バイト3日目
あいかわらず体が重いうえに鼻水が止まらず,
ああ,なんでおいらこんなことしてんのかな……
などと思いながら,めっさブルーな気分でバイト3日目に臨んだのだが,本日は酒類の品出し.
最初は「ビールと缶チューハイの棚だけでしょ? けっこう楽勝じゃん?」などと思っていたのだが,よく考えたらそのほかにもワインやら焼酎やら日本酒やら洋酒やらが陳列されている棚があるのをすっかり忘れていた.
どうやら自分がここの食品売り場でビールしか購入しないから,ほかの酒類があることなんて頭のなかからすっかり忘れ去られていたようである.
なもんで,ビールと缶チューハイの棚を在庫で埋め尽くしてからワインやら焼酎やら日本酒やら洋酒やらが雑多に陳列されている棚に取りかかったのだが,あんまりにも種類が多いうえに細々しているので,
もう,なんなの!! このセンスのないレイアウトは!!
などと一人で憤慨していたのだが,それでも作業を続けていくうちに焼酎や日本酒,洋酒の配置はある程度理解したものの,ワインだけがどこになにがあるのかさっぱりわからん.
つうか,ここに置かれているワインがどういう基準でセレクトされているのかは知らんが,ただ漠然と赤と白に分けて陳列されているだけで,そのほかになんら陳列の法則性が見いだせない.というよりも,ここに置かれているワインのラインナップをみるかぎり,こんなところ(スーパーの食品売り場ね)でワインを購入する人はあまりいないというか,ここでワインを買うやつはかなりの物好きだという前提でこれらのワインが置かれているとしか思えない.
いやそんなことよりも,棚を眺めるとたしかにぱっと見は焼酎,日本酒,洋酒,ワインとしっかりと分類はされているものの,よくよくみてみるとそれらの陳列の仕方に法則性がないというか,久保田の隣に菊正宗が置いてあったり,山崎の隣にトリスが置いてあったりして,どうも酒に対する愛が感じられない.
う〜む,これってもしかしてこの酒類の棚のレイアウトを決めている人って酒が飲めない人なんじゃないのか……?
といぶかしんでいたのだが,そのことに思い当たってから雑然と棚に並んでいるワインを眺めているうちに
これはたぶん本社から置けっていわれたワインをただ順番に置いているだけなんだろうなあ……
と,それじゃ法則性がないのも当然だなと一人納得する.
が,納得したとて作業が早くなるわけでもなく,必死に補充をしたのだが,いくらがんばっても間に合いそうにないので途中から大幅に手抜きをして時間に間に合わせる.
で,時間内になんとか収めたものの自分の納得のいく作業ができなかったのでちょっぴり悔しい思いをしていたのだが,
ま,バイトなんてこんなもんですよ
と自分を慰めつつ本日のバイトは終了.
これで品出しはひととおり経験してみたものの,生鮮品の品出しはあまりおもしろくないけど,酒とか飲料とかの品出しはけっこうおもしろいかもと思ったり,思わなかったり.