[テニス]スクール・11時20分〜13時55分
なんとか目覚ましに起こされ,もそもそとテニスウェアに着替え,昨日の疲れを引きずったまま自転車のペダルをこぎながら,あいかわらず
なんで自分はこんなことをしているのだろうか?
と自問自答しつつ,スクールに向かう.ここ最近はテニスの内容うんぬんよりも,
なんで自分はテニスをしているのか?
とか
自分にとってテニスとはなんなのか?
などということを考える時間がものすごく多いのだが,そんなことを考えながらもコートに立つとテニスに思いっきりのめり込んでしまい,いくら考えても答えは出ないのである.つうか,いまでは夢の中でもテニスをしている有様で,寝ても覚めても
・サーブはインパクトの瞬間に顔を残して打つといいサーブが打てる
・サーブは右前にあげて厚い当たりを意識する
・ボレーはボールをしっかりとひきつけて打ち,打点は自分の胸の前
・いいボレーはスライス
・ストロークはボールをしっかりとみてひきつけて打つ
・テニスのショット(サーブ・ボレー・ストローク)に力はいらない
というようなことばかり考えているのだが,上記のことを総合すると
ボールをよくみて打つ
リラックスして打つ
というのが一番重要だということがわかる.特に
ボールをよくみて打つ
というのはテニスを教える立場の人間の誰に聞いても,どこのスクールに行ってもまず最初にいわれることなのだが,これができる人間はそうそういないのである.
逆にいうと,これができればその人は上級者なのだが,コーチに「ボールをよく見て打て」といわれたからといって,「じゃあ,よくみて打とう」と思ったとしても,寝ているときに夢でみるくらい意識していてもなかなかできないのである.
つうか,そんなことを意識しているうちは絶対にできないというのが正しいのかもしれない.ボールをよくみて打つということを無意識に意識することができればあるいは…….
テニスは奥が深いのである.