[テニス]上大岡でテニス


本日はホームである上大岡で8時30分〜10時30分の2時間である.先日の7時間に比べると物足りないように感じるが,いっぺんにやればうまくなるというわけでもないし,それに一気に長い時間やったりするとただたんに疲れるだけなので,そう考えると毎日2時間ずつやったほうが上達するような気がしてきた今日この頃である.

しかし,昨日はずいぶん雨が降ったのでコートが使えたとしても水をはくのに時間がかかるだろうと予想し,早めに自宅を出ることにする.


 「いやあ,仕事をしていないとこんな殊勝な心掛けもできるようになるんですなあ」


などと思いながら,8時にはコートに到着し,「お! 思っていたよりも水はたまっていまへんな」と誰にいうでもなく,と鼻歌まじりで水をはきはじめる.

が,水をはく用具(名称がわからん.ワイパーみたいなやつ)を手に取った瞬間,右手に激痛が走り,思わず取り落としてしまう.


 「おいおい,筋肉痛がなくなったと思ったら今度は握力かよ……」


どうやらおととい(1月13日)テニスをやりすぎたせいで,すっかり握力がなくなってしまっており,右手でしっかりとものを握ることができなくなっていたらしい.

すっかり体がなまってしまっているのを再確認しつつ,右手に力が入らないので仕方なく左手を使って水をはこうとするもワイパーを押す手に力が入らず,「ちくしょう,情けねえなあ」と難儀しながら水をはいていると,時間になったらしくぞろぞろとメンバーが集まってきた.


 「おはようございます」

 相手「お!! おはよう,最近まじめに来るじゃん」

 「え!? ボクは前からまじめですよ」

 相手「うそ〜,これまで全然来てなかったじゃん」

 「いや,まあそれは……」

 相手「なんか今年に入ってから急にまじめになったよね」

 「(ギクッ)いや,そんなことないですよ」

 相手「なんかいいことあったんじゃないの〜?」

 「(ギクッ,ギクッ)いや,別に……」

 相手「ま,totsugeki君が来てくれるとゲームが面白くなるから来てくれればなんでもいいけどさ」

 「はあ,がんばります……」


つうか,なんだかテニスしすぎちゃってちゃんとラケット握れないんですけど…….

といっても,テニスをしているときは別に始終力を入れてラケットを握っているわけではないので,まったくテニスができないというわけでもないのだが,やはり強いサービスをリターンするときやフォアハンドを打つときなどはインパクトの瞬間はある程度力を入れてラケットを握っていないと球の勢いに負けてしまうのである.

なもんで,なるべく右手に負担のかからないスライスでボールを打つようにしていたのだが,スライスというのは基本的にコントロール重視のショットなので,ちょっとでもコースが甘いと思いっきり叩かれてしまうのである.


 う〜みゅ,本当のスライスって打つの難しいんだよね


などと思いつつ,なんだかしっくりとこないままゲームをこなしていたら不本意な結果のまま時間になってしまった.


 「あ〜,こんなはずじゃなかったのに……」


と前々日にテニスをやりすぎたのを後悔しながら,あんまりにも悔しかったので渋谷で降りてiPodで音楽を聴きながら歩いて自宅まで帰る.


 「ちくしょう!! 納得がいかん!! 必ずもっとうまくなってやる〜〜!!」