[会社]かつ吉での3人の会話 その1
私「意外と混んでますね」
E代「ええ,そうね.でも,H部さんまだ来そうにないわね……」
私「まあ,今日は給料日ですからね.ATMも混んでると思いますよ」
E代「……そうよね」
それから待つこと15分,
私「……なんだか来そうにないですね.どうします?」
E代「……先に頼んじゃいましょうか?」
私「そのほうがよさそうですね」
E代「じゃあ,先に頼んじゃいましょうか」
私「そうですね」
E代「あ,すいませ〜ん.あっ!!」
私「?」
E代「H部さん!! こっち,こっち!!」
H部「いや〜,すいません.ATMが混んじゃってて……」
E代「さっそくで申し訳ないんだけど,H部さんはどれにする?」
H部「えっ,はい.じゃあ私はどれにしようかな〜.あ,みなさんはどれにしたんですか?」
などといいながら,どれにしようかを迷っているのをみて,
お前は遅れてきたんだからさっさか頼めや.このボケナス!!
と思わずにはいられなかったのだが,それよりも
……まったく間の悪いこと山の如しだな
とあらためて彼女の間の悪さを再認識したのだが,彼女が底抜けに間が悪いのは別にどうでもいいのである.問題はそれによって一緒にいる私まで被害を被ってしまうという事実である.しかも,もっと問題なのは彼女は自分の間の悪さによって,直接的または間接的に私に被害を与えているという事実に気がついていないということだ.これは本人に悪気がないだけにかなりイタイ.
そして私が考えるに,こういう人が身近にいた場合にとれる手段というのは
1.あなたにはこういうところがありますよと指摘してあげる
2.そばにいないようにする
くらいしか思いつかないのだが,腹黒いけれども心は優しい私には
「あのさあ,H部さんって絶望的に間が悪いよね」
などというようなことはとても本人にはいえないので(blogにはいくらでも書けるが),私は自分への被害を最大限に少なくする2番の方法をすばやくチョイスし,「そんなとばっちりもあともう少しの辛抱だ」と自分に言い聞かせていたのだった.
だが,ひたすら自分の道をのんびりと驀進し続けるE代と間が悪いうえに空気も読めないH部との楽しい昼食会はまだ始まったばかりなのであった…….