[blog]自分が何クラスなのかをつらつらと考える


先日、こんなblogを拝見したのである。

Life is beautiful: Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる
http://satoshi.blogs.com/life/2005/11/aabc.html


実はid:e493さんからもd:id:totsugeki:20051128に

# e493 『視線が真上を向いてしまって、風邪が治るときの最後の一汗をかいているそんな totsugekiさんには、こんな言葉もがっつり来るのではないでしょうか。

>Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる

>一流の人は、一流の仲間を増やして良い仕事をし、かつ自分を伸ばすことを重視するが、二流の人はライバルを作らないように自分より能力が下の人を採用したがる、という意味
らしいです。

上記引用は、下記のページより:
Life is beautiful: Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる http://satoshi.blogs.com/life/2005/11/aabc.html


というコメントをいただいているので、これについてちょっぴり言及したい。

まず、e493さんからいただいた上記のコメントに対して私は

e493さま

コメントありがとうございます。

これも読ませていただきました(たしかはてなのトップページにリンクがはってあったので……)。

本当にそのとおりだと思います。ただ、

>Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる

ということは、Cクラスの人は何クラスの人を採用したがるのかとても興味があります。

……Aクラスじゃないよね。ということは、エコノミークラスですかね?


というご返事をしたのである。

一見ふざけたコメントにみえるが、この

>Cクラスの人は何クラスの人を採用したがるのかとても興味があります。

というのは私の本心である。

つまり、私が知りたいのはずばり「自分が何クラス」なのかということであり、自分のことを知るというのは自分の成長のためにも当然必要だよね? という自分の内なる欲求に素直にしたがってみたかったのである。

なもんで、Cクラスの人は何クラスの人を採用したがるのかをちらっと考えてみたのだが、私は誰かを採用したりしたことはないし、そもそも自分が何クラスなのかがわからないのでよくわからん。そのうえCクラスの人間が何クラスの人間を採用したがるのかなんてことはとんと見当もつかないので、そのへんのところをドブとバカに率直に聞いてみようかとも思ったのだが、ここは単純に消去法で考えてみた。

すなわち、

>Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる

を踏まえて、Cクラスの人間がAクラスの人間を雇えるとは絶対に思えないし、ましてやBクラスの人間だってわざわざCクラスの人間に使われたいとは思わないはず。

ということはCクラスの人間には少なくとも自分より上のクラスの人間は雇えないだろうと判断し、AクラスとBクラスを消去。そうなると必然的にCクラスの人間しか残らないわけだが、もしCクラスの下にクラスがあると仮定するとそのクラスの人間も対象になる。だが、仮にCクラスの下にもうひとつDクラスがあると仮定したとすると、さらにその下にはEクラスもFクラスも存在することになってしまうので、Cクラスの下にもクラスが存在するという仮定にはあまり意味がない。

そうなると、結論としては


 Cクラスの人間はCクラスの人間を採用したがる(いうかCクラスの人間しか採用できない)


ということになる(かなり安易な決めつけのような気もするがそんなことをいっていたら話が進まないのでこのまま進める)。

で、私は自分が何クラスなのかが知りたいわけだが、自分自身で何クラスなのかが判断できない場合には、自分を雇った人間が何クラスなのかがわかれば、おのずと自分のクラスがわかるはず。

当時をつらつらと思い出すに、この会社の募集に応募してきた私を面接し、「こいつはとても優秀だからぜひ雇おう」という懸命な判断をしたのはドブチョー(当時は課長)と総務部長(同じく当時は課長)の2人であった。

では、ドブチョーと総務部長のお二方は何クラスなのだろうか?

う〜ん、私が思うにかなりよく見積もってぎりぎりBクラス? いや、Bクラスにはちょっとくらいは引っかかっているかもしれないが、これはもうほとんどCクラスだろうなあ。この2人はほぼCクラスにまちがいない。うん、Cクラス。

ということは、その2人に雇われた私はどちらにしても


 Cクラス決定


である。

いえい、やったね!!

私はつい昨日から事実は事実として真摯に受け止め、率直に認めていくことにしたのでこれについての言い訳はいっさいなし(ある意味、開き直り)。

でもこれは考え方によっては、私がこの会社に入社してからドブチョーと総務部長をAクラスの人間にすることができたのであれば、自分はAクラスの人間だといってもいいことになる。

もし、そんなことができるのであればそりゃたしかにすごいわけだが、他人をAクラスにすることができる人間というのはすでに自分もAクラスなんじゃないの? とか、いくらCクラスだからって会社に入ってから急激に伸びることだってあるじゃん? などと思ったりする私は往生際が悪いのか。


本日の結論:

 自分を雇ってくれた上司を褒めてのばしてAクラスにしてあげよう


本日の教訓:

 つうか、それってふつう逆じゃね?