[会社]久しぶりにミーティングに出てみた


本日、2か月ぶりくらいに課のミーティングに出たのである。

そうしたらあいかわらず朝っぱらからドブチョーとオバカチョーが2人でキイキイといってやがって、とても不愉快だったのでやっぱりこんなものに出るもんじゃないなと思ったのだが、そのキイキイいっていた内容というのが、


「新年特集号(毎年恒例の年末の大きな仕事)はとても大事な仕事なんです。なのにみなさんにはそれが周知されていないようなので、ここであらためていっておきますが、この仕事は我が社にとってとても大事な仕事で会社全体でこの仕事に臨んでいます。そしてこの仕事のよしあしで年末のボーナスが決まります。ですから、みなさんこれが下版するまでは定時で帰ろうなんて思わないでください。ですので、これから11月中は毎日18時から21時までを新年特集号の作業の時間とします。みなさんそのつもりでいてください」


とかなんとか(ちゃんと聞いていなかったのでうろ覚え)。

私はそれを「このおばあさんま〜た同じこといってるよ」とほとんど上の空で聞き流しながら、内心「ふふん、そんなこといっちゃっていいんですかねえ〜」とほくそ笑んでいたのだが、ドブチョーとバカチョーに一方的にまくしたてられているせいか、みんな暗い顔をしてうつむいているだけでなにも突っ込んだりする様子がなかったので、あえてこんな質問をしてみたのである。


 「ええと、すいません。21時っていうのはなんでその時間なんですか?」

 バカ「いや、決まっているわけじゃなくて18時から21時までは新年特集号の作業にあてようということです」

 「ああ、そうですか。ということは仕事が終わらなかったらその時間は延びるわけですよね?」

 ドブ「……まあ、そうです」

 「そうですか。いや、これから入稿が増えるってことは21時で終わるとは限りませんからねえ」

 バカ「……そうですね」

 「いや、別に他意はないんですけど、ちょっと気になったものですから」

 ドブ・バカ「……」


実はこいつら前にも口をすべらせて同じようなことを私たちにいってしまったばっかりに、「よ〜し、じゃあそんなにいうんならはりきって残業してやりますか」と、やつらが部員が一人でも残っていると帰らないのを逆手に取って、私たちが2週間連続で毎日10時すぎまでかわりばんこに残業し続けてやったら、二人ともたいしたことをしていないわりにお歳のせいか揃って具合が悪くなってしまい、


 「お願いだからもう帰って!!」


といわせてやった経緯があるのである。だもんだから、ミーティングが終わったあとで隣人のH川と、


 H川「あいつらまたあんなこといっちゃってさあ、本当にバカだね」

 「もう去年のことだから忘れちゃったのかもよ」

 H川「つうか、あんなこといったら自分で自分のクビ締めるだけじゃん」

 「ホントだよね」

 H川「ま、忘れちゃったんならまた思い出させてあげればいいか」

 「そうだね。ここのところ残業続きでだいぶダメージを受けてるからちょっと残業してやればすぐに思い出すよ」

 H川「よし、じゃあ今日は誰が残業する?」


な〜んて会話をしていたのである。

そして本日はさっそく22時まで残業をしていたのだが、私なんかすることもないのにただやつらへのいやがらせのために残っていただけなので、blogの更新がはかどって仕方がなかったのだが、こんなものはまだまだ序の口なのである。

それにいくらやつらにダメージを与えるためとはいえ、毎日22時まで残業を続けているとさすがにこちらも疲弊してくるので、次の手段としてはかわりばんこに午前中半休を取って午後から出社して残業するとか、わざと納期の厳しい仕事をやればすぐにできるのにのんびりやって残業するとかいうテクニックもあるのだが、まあそれはおいおい紹介していくということで。

で、話が前後してしまうのだが、くだらないミーティングがやっとこ終わり、やれやれといった感じで社長室を出ようとしたら、前にいたK主任(主任は敬称)があらたまった様子でドブチョーに「ちょっとお話があるんですけど……」と話しかけるのが耳に入ったのである。


 「むむ、なんかあやしいぞ……」


そして部員が全員フロアに戻ってきたにもかかわらず、ドブチョーとK主任だけがなかなか戻ってこない。


 「むむむ、これはますますあやしい!!」


と、私は一人気色ばんでいたのだが、気になる続きは次のエントリーへ。