[book]Leadership and Self-Deception


先日こんなトラックバックをいただいたのである。

[life][work][don't forget]箱—Getting Out Of The Box の復刊を願う
http://d.hatena.ne.jp/e493/20051103


これは「2005年10月31日エントリー[ちょっといいもの]社員ビジネス心得」で、あいもかわらず現実逃避を続ける私が

◆社員ビジネス心得 37
斜に構えるな

寸言
物事に真正面に向き合わず、斜に構えている人がいる。一見、冷静で、客観的な態度に見えるがそんなことはない。逃げているだけである。臆病な気持ちを人に見透かされないように構えているに過ぎない。無責任で、怠惰な姿勢である。

{怠けるということが何かに抵抗していることだと思うのは最も惨めな怠惰である}“たいまつ”(むのたけじ


を読んで改心の一撃を食らったのを受けて、e493さんがお勧めしてくれた書籍なのだが、実は某SNSのレビューは3回読んだのである(だってログインしてすぐのトップページに「おすすめレビュー」って、いつも出ているんだもん)。

ということは当然、

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 箱
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2005/10/post_2312.html


も何度も読み直したし、Amazonのレビューも3回読んだのである。

そしてAmazonで価格:¥1,575なのにユーズド商品¥4,300(当時)というのをみて、Yahoo!オークションで検索してみたらもっと高い値段がついていたので、ムキになってAmazonで買ってやろうかとも思ったのだが、まあ待て、まずは近くの図書館に行ってみて、そのあと近くの古本屋で探してみるかと思い直したのだ(高円寺ほどではないが、私が住んでいるところも古本屋はけっこう多いのである)。

で、ここからが妙な話なのだが、それまでそんなに気にならなかったのにみんながみんないいよといっているこの本はそんなにおもしろいのかと、DainさんのレビューやAmazonのレビューを何度も繰り返して読んでいるうちに、なんとなくこれを読んだ後に自分がどういうふうに思ってどういうふうに感じるかがイメージできるようになってしまったのである。

といっても、私はこの本を実際にみたこともさわったこともないので、読んだ後にどう思うかなんていうのはただの妄想でしかないのだが、これを読んだ人のレビューを何度も読んでいるうちにその人が得た物を共有してしまったというか、自分も同じように感じるのではないか? と思い始めるようになってきてしまったのであるな。

しかし、そんなものはあくまで私の先入観でしかない。だから、そんな先入観を捨てるために「箱—Getting Out Of The Box」については新しい情報をいっさい追わないようにしたのである。

だからといってただ待っているだけというのはなにもしていないのと一緒なので、とりあえず

箱—Getting Out Of The Box(ジアービンガーインスティチュート) 復刊リクエスト投票
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=27132


で、リクエストだけはしておいたのだが、もし私とこの本に縁があるようであればこの本とはどれだけ時間がかかろうと確実に出会うはず。

……と思っているのだが、どうだろう。

ちょいと疑問なところもあるが、別にすっぱりと忘れてしまうわけではなく、図書館と古本屋はあたろうと思っているし、もし復刊されたら速攻で購入したいところではある。

しかし、一口に復刊するといっても紙やら印刷やら製本やら印税やら流通やらいろいろと面倒がかかるので、いっそのことこういう良書(私は実際に読んでいないので本当にそうなのかはよくわからないのだが、これだけ反響があるということはまちがいなくそうだろうと判断した)はPDFとか電子ブックみたいな形にしてインターネット上で配布してしまえば定価でも十分売れると思うし、品切れもないし、いうことはないと思うのだが、そうなると版権の問題とかもからんでくるから、はいそうですかっていうわけにはいかないんだろうなあ。

そうなるというと,もし私がこの書籍を手に入れたら、まず背を●●してページを●●してからド●●●●●●●●ナーで両面を●●●●●●してざっと汚れを取ってから一気に●●●にして●●●ー●●●上にアップしてしまいたいところだけれども、それは完璧に違法なので良い子のみなさんは絶対にやらないように(っていうか、この伏せ字が全部わかったらただ者じゃないぞ!!)。

あ、それとエントリータイトルの「Leadership and Self-Deception」というのは、はてなキーワードより引用したのだが、原著のタイトルだそうな。

おそるべしはてな!!

って、結局そこかよ!!