[コタロー]3歳の誕生日


そういえば本日はコタローの3回目の誕生日だったのだが、実家に預けっぱなしだったのですっかり忘れていたのである。

誕生日といったら1年に1回の特別な日なので、ふだんあげることのない缶詰(缶詰は半年にいっぺんくらいしかあげないので、なにをあげてもウニャウニャいいながらものすごく喜んで食べる)をあげたりしてもいいのだが、実家にいるのではそれもできない。

それに缶詰をあげるのはいいのだが、コタローはただいまダイエット中で栄養価の高い食事を制限しているので、お祝いといっても美味しいものをあげるわけにはいかないのである。

なにしろ気がついたらおもしろいくらいにお腹がタプタプになってしまっていたのだ(飼い主に似たという噂もあるが)。


お腹タプタプコタロー01
お腹タプタプコタロー その1


お腹タプタプコタロー02
お腹タプタプコタロー その2


それというのもニャツは去勢をしているうえに一日中寝てばかりいて、食事のときにしか動かず(それもなんかめんどくせ〜って感じで)、ニャツの運動不足とストレス解消のために私がいくら猫じゃらしをガサガサいわせても、鳥の羽をタコ糸でしばってずるずると引きずっても、一向に乗ってこないのである(コジローは大喜びで食いついてくるが)。

むろんコタローのお腹がタプタプになってしまったのは飼い主である私の責任なのだが、そのうちに4本の足で立っていてもお腹が地面にくっついてしまうのではないかと日々恐々としているのだが、もともともっさりした性格のうえにお腹もタプタプになってしまってはあんまりにも不憫である。

わが家にコジローが来てからというもの、ちょっぴり拗ねてしまってそのせいでなんにもやる気が出ないというのも太った原因らしいのだが、いかんせん本猫にやる気がないのではどうしようもない。

こうなったら無理矢理にでも外に連れ出して運動をさせようと思い、リードをつけていざ外に出たのだが、3歩も歩かないうちに、人が通ったらニャオー、車が通ればニャオー、遠くの犬に吠えられてもニャオーと、悲痛な声で泣き叫びながら私にしがみつくだけで少しも散歩にならず、逆にストレスになってしまった様子。

う〜む、やはり甘やかしたのがよくなかったか……。

子育てとはなかなかに難しいものである。