[会社]退職願


というものを産まれて初めて書いたのである。それも社内で昼休みに。

よく考えたら、おいらまともに会社を辞めたことって一度もないから、こういうしゃちほこばったものを書いたことがなかったんだよね。

前の会社は勝手に縮小になって一方的に解雇されちまったし、前の前の会社も「キミはよく仕事してくれたけれども最初の約束だから」とかいうわけのわからん理由で解雇されちまったし(いま思うとこの会社は辞めさせてもらって本当によかった)、よくよく考えると自分にはあんまり会社運がないのかもしれんなあ。

などと、会社のせいにしてはいけん、いけん。

たんに自分自身に会社をみる目がないだけですよん。

で、最初は退職願なんかQuarkかなんかで作ればいいやとたかをくくっていたのだが、ちょっくらググってみたところ

退職願の書き方 【リクナビNEXT】
http://next.rikunabi.com/04/step/taisyokunegai.html

退職願・退職届の書き方
http://yamashiro.web.infoseek.co.jp/egao.tetuduki.html

「退職願」の書き方
http://www.miejnews.com/mame/kakikata.htm


まるで手で書くのが当たり前のように書いてある……。


 Q「Quarkで作成されたまるで印刷物のようなクオリティの退職願は認められないのですか?」

 A「はい、認められません。つうか常識で考えろや、このボケ!!」


……はい、すいません。

仕方がないので、上記のサイトを参考にして何度も何度も失敗を繰り返しながら、最後のほうはなんでこんなものを書かなくてはならんのだとわけのわからん怒りに憤りつつ、四苦八苦しながらやっとこ書き上げたのである。

でもって、速攻で常務に渡したのだが、その際にまた一悶着。


 常務「お、totsugeki、お前話し合いが終わって納得できなかったら出すんじゃなかったのか?」

 「いえ、そんなことは一言もいってませんけど」

 常務「あ、そうか? それならオレは受け取らんぞ」

 「じゃあ、社長に直接渡しますからいいです」

 常務「あ? しょうがねえなあ……。じゃあ一応受け取っておくわ」

 「……一応ってなんですか?」


ま、なんでもいいけど。

でも、いまよく考えたら名前の下にハンコを押すのを忘れているような気がしてきた……。

ま、なんかいわれたらまた書けばいいか。

人生とは日々是勉強なのですなあ……。