[会社]物議を醸す有給休暇届け
を出したんである。
実はすでに(2005年)8月10日に「(2005年)9月15日に会社を辞めます」とドブチョーに伝えたのだが、なにやらモゴモゴといっただけで、その後なんの音沙汰もなかったのであるな。
で、その翌日から私の辞意を伝え聞いたらしい幹部連中(特に常務や総務課長)は私と目を合わせようとせず、廊下で会っても目を伏せて逃げるようにそそくさとすれ違っていく。
……どうやら私を刺激するとすぐにでも辞められてしまうかもしれないので、なるべく刺激を与えないようにしているらしい(それも幹部連中全員で)。
つうか、そんなくだらないことをしている間にすることはいっぱいあるだろうに。変な会社である。
しかし、頭を下げれば小言も通りすぎるみたいなことを必死で実践している人たちの相手はまともにしていられないので、次は物議を醸すような有休届けを出すことにした。こいつを出したらどう考えても無視してはいられなくなる・はず。
まずは残っている有給休暇を計算し、それに夏休みを足して全部で17日の有給休暇があるのを確認。そしてすることもないのにわざと残業して、みんながいなくなったのを見計らってから、とりあえず9月1日〜9月15日までの有給休暇届けを書き、オバカチョーさまの机の上に無造作に置いておく。
すると、それをみたオバカチョーさまが(こいつはたいした仕事をしていないので年中ヒマなんである)
「totsugeki君、これ夏休み〜?」
と聞いてきたので、
「ええ、まあそんなところです」
と答えたら、さっそく承認のハンコを押そうとしているので、
「やっぱりバカは救いようがないな」
と思っていたら、さすがに日付がおかしいことに気がついたらしく、
「え? これどういうこと?」
と聞かれたので、
「書いてあるとおりです」
と答えたら、
「え? 退職するってこと?」
とまるではじめて聞いたみたいなことをぬかすので、
「そうです」
といったら、
「totsugeki君、退職するんだって〜」
とまるで人ごとのようにドブチョー(こいつらは姉妹なんである)にバカっぽくご報告。
お前、まがりなりにもこの課の課長だろう?
と思ったのだが、よく考えたら私はこいつのことを上司だとは思っていなかったので、それはそれでいいことにする。
そしてバカっぽく顔を見合わせてなにかいいたげにしている2人を残して、私はすばやく会社を退社したのであった。
本日は8月30日だから9月1日から来ないとなると猶予は8月31日しかないわけで、なにもしないでおけばそのうちに気が変わるだろうなんていう浅はかな考えは私には通用しないですよん。
さあ、次はどうするのかな。とても楽しみである。