[会社]レベルの低い会社にはレベルの低い業者が出入りしている


治るのに2週間も要した夏風邪だが、今度は違うタイプの夏風邪を引いてしまったようで鼻水が止まらないのである。なんだかなあ〜。

しかし、お盆は人が少なくていいなあ。いつもこれくらいだったらいいのになぞと思いながら、人が少ないと電車のなかはクーラーが効きすぎて寒いというのもまぎれもない事実。夏風邪を嗜んでいる身には冷風が身にしみますのう。

これぞまさにトレードオフ、か(ちょっと意味が違うかも)。

と、小ネタはこのへんにしておいて、本日のエントリー。


本日は出入りの業者が来て11時45分からサーバラックの設置をしているのである。

11時45分というのはちょうど会社の昼休みがはじまる時間なのだが、なんでこんな半端な時間に業者が来ているのかというと、1週間ほど前にもサーバラックの設置に業者の人間がぞろぞろと来たのだが(全部で6人)、ラックにサーバは入ったけれどもUPSが入らないとかいってさんざん作業時間を延ばしたあげく、やっぱり部品がないと入らないとのことで、部品が届くまで作業が延期になっていたのである(むろん、設置しかけのラックは放置したままである)。

で、サーバを設置するということは、当然サーバをシャットダウンして作業をしているわけで、やつらがモタモタと作業をしている間は私たちはサーバにアクセスできないわけだ。

なもんで前回、業者が引き上げるときに「今回作業が終わらなかったのはこちらの不手際ですので、次回はみなさんにご迷惑がかからないように昼休みに作業させてください。次回の作業は1時間もあれば終わりますから」

などと格好のいいことをいって、またもやぞろぞろと大人数で来たのにもかかわらず、すでに3時間が経過している。


 隣人:「ったく、なんであいつらこんなに時間がかかんの?」

 :「さあ?」

 隣人:「はじめてやる作業じゃねえだろっつーの」

 :「あんなに時間かかってっるってことは初めてなんじゃない?」

 隣人:「それになんであんなにたくさんで来てんの? あんなにたくさんいたってこんなに時間かかってんじゃ意味ないじゃん」

 :「……そんなこといったってしょうがないじゃん」

 隣人:「あ? なにがしょうがないんだ?」

 :「だって、こんな会社に出入りしている業者だもん。しょせんこんなもんだよ」

 隣人:「つうか、うちの会社なんであんな業者のいいなりなわけ? これじゃ本当にカモじゃん」

 :「いいんじゃん? 社長がいいっていってるんだから。もしボクが経営者だったら、あんな業者絶対に会社に出入りさせないけどね」

 隣人:「そんな無駄な金を遣うヒマがあるんだったら、給料上げろっつーの」

 :「それは無理。だって釣った魚にエサいらないじゃん。あのおっさんそういう人間だよ。知らなかったの?」

 隣人:「……」


なんてことを話しつつ、なぜかこちらの顔色をうかがいつつ(つーか、こんなにでかい声で文句いっていればそりゃ聞こえるわな)、ヒソヒソと耳打ちを繰り返している業者を横目に、私はひたすらインターネットを閲覧していたのである(サーバにアクセスができないので仕事ができなかったのだ。決してヒマをつぶしていたわけではない)。

しかし、あいつらさっきから動きがまったくないのだけれども、こうやってまたムダに時間を浪費するつもりか? そういうときこそさっさと判断しないといけないんだっつーの。な〜にが「1時間もあれば終わりますから」だ。だからお前らはアホ業者なんだよ、と思っていたら、業者の一人がなにやらドブチョーにヒソヒソと耳打ちしてやがる。

なになに〜?


「やっぱり部品があわないので直接業者にいって取り寄せます。ですので、もうちょっとお時間をください」


だ〜?

おまいら、最初の作業のときからサーバが入らないとか、大きさが合わないとか、そんなことばっかりいってるじゃねえか。

だいたい、お前らがこのラックの導入を提案したんだろう? なんでいまさら入らないとかいってるんだ?


 つうか、お前ら品物入れるときだけニコニコしながら毎日来るくせに、そのあとなんか問題があっても知らんぷりじゃねえか!!


 もっとまじめにやれや!! このボケ!!


なんてことは少しも思わなかったのだが、やっぱりレベルの低い会社にはレベルの低い業者が出入りしているのだということをまざまざと実感する。

類は友を呼ぶというか、これくらいがちょうどいいというか。

あ、ちなみに当社に出入りしているアホな業者の名前というのはアルファベットで5文字なので、ウォーターブリッジ近辺にお勤めの会社がある方はお気を付けください(気をつけてもどうにもならないという話もあるが)。