[Macintosh]ファイルサーバを物色
前回のエントリー(2005年06月14日「ファイルサーバがほしいなあ」)で、検討材料がだいぶ出揃ったので、ビックカメラに物色に行く。
予定としては、USBとできればFireWire(IEEE1394)接続のデュアルインタフェイスのポータブルHDが12k前後で販売していたら即ゲットして、あとはPLANEX : BRC-14VGとNASを物色してみて、もしポータブルHDで気に入ったものがなければ、NASで20k前後で気に入ったものがあればゲットしようかなといった感じ。
が、展示していたポータブルHDは一番少ない容量が40GBしかなく、そんな大容量は必要なかったのだが、気になるお値段をみてみるとUSB接続のポータブルHDは10.5k、USBとFireWire接続だと14kだったのだが、いまいち食指が動かない。
だもんで、PLANEX : BRC-14VGを探すもみつからず、NAS(巷ではLAN HDと呼ぶらしい)を物色するも容量が120GBで26kとこれまた微妙なお値段。それにこれを買うのだったら、あまりスマートではないがLANにファイルサーバをぶら下げるのとあまり変わらないような気がしたので、なんとなく隣の外付けHDのコーナーをみてみるも120GBでUSB接続が14Kとこれまた微妙なお値段。120GBの大容量はすばらしいのだが、あんなでかい物をもって歩く気はさらさらないので、どうしたものかと考えあぐねていると不意に私の目の前に立っている人物がいる。
……誰だ?
と思ったら、ビックカメラ店員のたっちゃん(仮名)であった。
彼とは不思議な縁で知り合いなのだが*1、私が来店したときに彼が店に出ていると必ずあいさつをしてくれて、なにかとアドバイスしてくれるのである。
しかし、私としては一人でじっくりと「どうしようかな」と考慮したかったので、いつもと違って会話を楽しめような気分ではなかったのだが、向こうは久しぶりに会ったものだからうれしそうに話しかけてくる。
なものだから、ちらっと聞くだけ聞いてみようかと思い、「ポータブルHDのお奨めはどれがいいの?」と聞いてみたのである。
そうしたら、やはりポータブルHDは壊れやすいのでなるべく頑丈な物を購入したほうがいいとか、いまは40GBのHDは製造されなくなっているのでコストパフォーマンスでいえば120GBのものが一番いいとか、USB接続しかないポータブルHDはUSBケーブルから電源を取るのだけれどもハードウェア(特にノートPC)によっては対応していない場合が多いにもかかわらずパッケージには謳われていないとか、もしそういった場合にはUSBケーブルを2本挿して対応するとか、それでも対応できない場合にはあきらめるしかないとか、いろいろと有用な情報を教えてもらったのである。
「やっぱりポータブルHDは壊れやすいの?」
「どうしても持ち歩くものはしょうがないんですよね〜。ちょっと落としたくらいじゃ壊れないんですけれども、壁とか柱にガツン!!ってぶつけちゃうとどうしてもダメなんですよ。やっぱりHDですから円盤がいかれちゃうらしくて」
「ふ〜ん、そんなものなのかなあ」
「でも、iPodなんかはかなり丈夫にできてますけれどもね。あれもHDですけど」
「iPod?」
「はい、HDは日立製でバッテリーはSONY製です」
「(そんなことはまったく聞いていない)そういえばiPodってデータを入れられるよね?」
「はい、外付けHDと同じです」
「(どうせポータブルHDを買うのだったらこっちのほうが高性能だよなあ)ドライバは?」
「当然Macは不要ですし、Windows XPなら不要です。今日、新製品が出たばかりなんですけど現物を見に行きます?」
「おう、行くぜい!!」
……そして、そそくさとiPodの売り場へ移動。
「今度のiPodは20GBなんですけども、iPod Photoの機能が統合されまして、そのうえカラーになったのですが価格が下がりまして……(なぜかビジネス口調)」
「音楽の再生はもちろんのこと、リッピングもiTunesを使えば簡単になっておりまして……(やっぱりビジネス口調)」
いやはや、私としたことがiPodを考慮していまへんでしたよ。
で、インターフェイスとか操作性について2〜3質問をしていたら、急に意識を失ってしまい、気がついたらこうなっていたのである↓。
……あ〜あ。