[会社]突発的に会社を休んだ翌日は
仕事が山積みなんである。
よくこんなに山積みにしておけるなってくらい山積みである。
これをみたら、ちょっとはやっておいてあげようかなという気持ちが起きてもおかしくないのではないかと思うが、よく考えたら誰もこの仕事(月刊誌)の状況を把握していないので、もしやってあげようかなと思ってもできないというのが正しいので、別にいいのだけれども。
まあ、それがこの部署の方針というか管理している人間の方針なので、そのことについてとやかくいうつもりはない。
が、入稿状況はおろか校正出しの状況や、はたまた下版がいつなのかすら把握していないというのは、たんにオペレータに仕事を丸投げしているだけなのだけれども、もし担当している人間が急に会社からいなくなったらどうするのだろうと不思議でならない。
というか、いままで2〜3回ほど引き継ぎもせずに突発的に社員が辞めてしまったことがあったのだが、そのときには管理者と呼ばれている人たちはギャアギャアと辞めた人間の悪口をいって騒ぐだけでなにも把握しておらず、仕方なく残された人間がなんとなく業務を引き継がされ、苦労するはめになるのである。
それが1回、2回ならまだいいが(決してよくはないけれども)、3回も同じことを繰り返してもやっぱりオペレータに仕事を丸投げしているというのはもうあっぱれというしかない。
これはたんに頭が悪いというのもあるのだろうが、そういうことをしていても平気なのは、社員が急に会社を辞めてしまうというとんでもない事態にあっても、その人間を管理している人間が会社から責任を問われないということなのだろうなあ。
というか、これは「この人たちは管理職じゃないよ」と会社が思っているということの現れなのかもしれない。
でも、そんなやつらの下にいる人間はフラストレーションがたまる一方で、モチベーションはどんどん低下する一方なのだねい。
そのうえ、朝からずーっと本を読んでいる人間とか、どこからどうみても仕事をしているふりを一生懸命している人間とか、目を盗んでひたすら居眠りしている人間とか、そんなやつらばかりではモチベーションもへったくれもないわけだ。
遅刻もしないし、有給休暇も取らない、でもマウスを握った態勢でひたすら居眠りをしている人間と、
遅刻はしないけれどもいつも出社がぎりぎりで、有給休暇も取りたいときに取るけれども、人一倍仕事をこなしている人間の評価というのは、
遅刻もしないし、有給休暇を取らない人間のほうが評価が上というのは、ひょっとして居眠りの仕方がグレイトだと評価されているのだろうか。
ということは、逆に絶対に遅刻せず有給休暇も取らないようにさえしていればいいわけで、残業もせず酒も飲まずひたすら家に帰って健康に気を遣い、睡眠時間を十分に取って次の日に会社に遅刻しないように来るのが仕事ってことなのか?
なんてことを考えていると、結局仕事ができないまたは相対的にしていないというのを自覚している人間というのは、そのことがステータスになるってことなのかもしれないねえ。
でも、もし私がかれらと同じ立場だったら逆にどんどん有給休暇を消化するけどね。だっていてもいなくても一緒ならいくら休んだって構わないじゃん。それに時間があるのなら居眠りなんかしていないで、会社のマシンや設備を使ってもっといろんな作業とか検証をするけどね。
って、そういう思考をするから私は2:8の2のほうに入ってしまうわけで、別にそれはそれでよいのだけれども、これってやっぱり2:8の法則からは逃れられないということなのかなあ(どうしても8の仲間入りをしたいというわけでもないけど)。
逃れる方法求む。