[グルメ]おむすび餃子の正しい呼び方


ちょっと気になったので秘密の掲示板にこんなものがありますよってポストをしたんである。

本当は馬込沢隊長が食いつくかなと思ってポストしたのだけれども、そうしたらOT隊長が食いついてきてしまったんである。blogに画像のアップとコメントまでしてくれたりして。

まあ、それはそれでよいのだけれども、OT隊長のコメントを読んでいたら、おむすび餃子について重大な事実に気がついてしまったのだ。

というのも、餃子にはしそ餃子やえび餃子など種類が多々あるが、一般的にこれは餃子のなかにしそやえびなどの具が入っているから「〜餃子」と呼ぶわけである。

そしておむすびにもサケや梅干し、明太子など種類が多々あるが、これもおむすびのなかに具が入っているものを一般的に「〜むすび」と呼ぶのである。

つまりなにがいいたいかというと、主体になるもののなかに具が入っている場合、中身を先に呼び、主体になるものをあとに呼ぶのである。

ということは、おむすび餃子は形態からすると「餃子おむすび」なのではないかということに気がついてしまった。

名古屋名物に「天むす」という食べ物があるが、あれはおむすびのなかに天ぷら(エビ)が入っているので天むすと呼ぶのであって、おむすび天ぷらとは決して呼ばない。

もしどうしても「おむすび餃子」と呼びたいのであれば、餃子のなかにおむすびが入っていないといけないような気がするのであるな。

いや、「ような気がするというか」、そうでなくてはいけない。

なぜならば、その呼び方を許してしまうと餃子しそとかおむすびサケとかいう呼び方が成り立ってしまうのである(ちなみにこの場合、餃子しそは餃子をしそで包んだものであり、おむすびサケというのはおむすびをサケで包んだものだ)。もっというと、うどんきつねとかラーメン塩だってありになってしまう。

……なんてことをいうと、「これは商品名だからいいんです!」なんて反論されそうだが、正しい日本語に則ってこの商品を呼ぶと、正しい呼び方は「餃子おむすび」なのはまちがいない。

別に私はこれを作った製造元を責めているわけではないし、自分で食べてみもせずに「おむすび餃子なんか売るんじゃねえ!!」などとはこれっぽっちも思っていない。

ただ、日本語って難しいなあと思ったわけです。はい。