[Holon]HDを増設し、再びインストール


本日はHolon linuxの続き(前回はこちら)。

前回やんごとなき事情によりマシンの電源を切ってしまい、普通に立ち上がらないのがわかっていたのでしばらく放っておいたのだが、ちょっとやる気が出てきたので、久しぶりに起動してみることに。

おそるおそる起動してみるとやはり強制的にシングルユーザモードになってしまうので、一応、復旧作業を試みるもすべて徒労に終わり、再度インストールをする羽目に。

ちょっと電源を落としたくらいでファイルシステムが壊れるというのはMacのほうがある意味頑丈なOSなのではないかと思いながらも、戯れにインストール作業を何度も繰り返すよりも復旧作業を修得したほうがいいよなあ……などと思うのだが、インストールに比べると復旧は格段にハードルが高くなるし、こればっかりはトライ&エラーでやってみないと身に付かない。

仕方ない、今度ファイルシステムが損傷したらじっくりと時間をかけてやってみるか。なにごとも経験だ。

と強く決心したのだが、今回は安易に再インストールしてしまうことにする(へなちょこ)。

しかしどうせ再インストールするのなら、そのままインストールするのは芸がないなと思い、ちょうど目の前にあまっているSCSI HD(4GB)をG3に増設して、そちらにHolon linuxをインストールすることを思い立つ。

そこでまずは自宅からヤフオクで入手したSCSIカード(ロジテック製)を持ってきてG3に増設し、SCSI HDをつないでMac OSをインストールしようとするも「このHDは起動ディスクにはできません」とMac OSインストーラに怒られる。

う〜ん、ロジテックではこんなものかと思いながら、仕方がないので会社でブートできそうな高級なSCSIカードを物色しているとYANO製のSCSIカードを発見。

「おお、こいつは高そうだ!」

と、さっそくロジテックSCSIカードの隣にYANOのSCSIカードを増設し、SCSI HDをつないでブートを試みると見事起動に成功。よしっ!! っと思わずガッツポーズ。

そのままYANOのSCSIカードをくすねてしまってもよかったのだが、それもちょっと気が引けたので、とりあえずYanoのSCSIカードがついていたG3にはロジテックSCSIカードを挿しておくことにする。どうせMOを接続しているだけだからどっちのカードがささっていようが誰も気がつくまい。

しからば、SCSI HDにHolon linuxをインストールするべくpdiskでHDをフォーマットしようとしたのだが、ふとHolon linux3.0にこのYANOのSCSIカードのドライバが入っていなければ、HDが認識されないのでHolon linuxのインストールができないことに気づいた。

う〜む、どうしたものかとしばし思案した結果、安全策を取り、無難にSCSI HD(4GB)にMac OSをインストールし、もともとG3に接続されているIDE HD(4GB)にHolon linuxをインストールすることにする。

まずはSCSI HDにMac OSをインストールしてから起動を確認し、それからIDE HDをpdiskでフォーマットして/やらswapやらをポイントし、Holon linuxをインストールしたのだが、pdiskではSCSI HDは認識されたものの、インストールCDでは案の定SCSI HDは認識されずインストールは不可。二度手間にならなくてすんだ(読みが当たってちょっとご機嫌)。

そして前回同様、仕事をしながらときどき様子をみつつ、インストール作業をかます。さすがに5回も6回もインストールをしていると作業もなめらかに進みますなあ(やや自虐気味)。

1時間ほどかかってぶじにインストールが終了。Holon linuxでの起動を確認し、本日の作業はここまで。

さあ、だんだん楽しくなってきましたよ〜。


補足:
こんなものみつけました。

ディストリビューションLinux動作確認状況
http://www.ratocsystems.com/products/ostaiou/linux/info.html

Holon 動作確認
http://www.ratocsystems.com/products/ostaiou/linux/holon.html

さすがラトックは違いますのう。

そういえば自宅にラトックのSCSIカードがあったような気がしたが、あれを使えばよかったか。

したらば次回はそうすることにしよう。