[ちょっといいもの]ファイルメーカー Pro


本日はやろうやろうと思っていながら延び延びになっていたファイルメーカー Proでのデータベース構築に挑戦してみたのである。

といっても、なにをどうすればよいのかもよくわからんので、とにかくありとあらゆる機能を使っていじくってみる。

ほうほう、ふむふむ、ほほぉ、おお、なるへそ。

……半日ほどいじくってみたのだが、なんだかわかったようなわからないような。

だいたいファイルメーカーって簡単にデータベースが構築できるという触れ込みのソフトだが、私はデータベースがそんなに簡単に構築できちまったらそれはそれで問題があるんじゃないの? と思っていた口なので、最初からこのソフトに対しては懐疑的なのである(そんなんばっかりやな>自分)。

なんてことをいうと「そんな人間はファイルメーカーを使わんでよろしい!!」、なんてここの人たちに怒られそうだが、せっかく会社にソフトがあることだし、会社にあるものはなんでも使わないと損ですよ>みなさん

で、実際にいじくってみて実感したのは、たしかにデータベースって最初の設計も大事だけれども、それ以上にデータを入力したり、情報を収集したり、案件を調べたりするほうがよっぽど大変だし、重要ってこと。

ワンソース・マルチユースとかいうけれども、マルチユースするための大元のワンソースを作る人間のほうがよっぽどえらいと思うのだが、えてしてそういう作業に従事している人ほど評価されないんだよなあ。誰にでもできる簡単な仕事だと思われているのだからおかしな話だ。

ま、それでも小規模なデータベースに適したって銘打っているくらいだから、Excelなんかでせっせと一覧表を作っているよりはよっぽど使い勝手がよさそうだ。やっぱり高いだけはありますのう。ようはファイルメーカー Proってカード型データベースなんでしょ?

それさえわかればこっちのもの.なにせ前の会社でカード型データベースはさんざんやらされたし(それもワープロで),その前の会社でもPC-98を使って雑誌発送のための顧客管理もやってたし。

と,話がそれてしまったが,このファイルメーカー Proの本当にすごいところは,構築したデータベースをwebで簡単に公開できるということである.むろんサーバ用途でないと同時接続数の制限があるが,個人や社内で使うぶんにはまったく問題ない.

マニュアルを読んだかぎりではwebでの公開はそんなに難しくはなさそうなものの,実際に使えるかどうかは使ってみないとわからないからなあ.

この週末にでも試してみますか。