[ちょっといいもの]やっぱり芸能人は顔が命


本日(4月4日)、深夜に銭湯に行ったら、ビビる大木がいた。

最初は(銭湯に)すっごいなじんでいたのでまったく気がつかなかったのだが、取り巻きらしき2人(20代後半・若手芸人か?)と湯船に浸かってなにやら話しているときに声で気がついたのである。

ん? なんかどっかで聞いたことのある声だなあと思ってよくみたら、ビビる大木だったわけ(こういう場合にはさんづけのほうがいいのか?)。

自分でも気にしているらしくあまり大きな声では喋っていなかったのだが、私はそのすぐ斜め後ろにいたので気がついてしまったのだ。

気がついてからちらちらと何度も確認したが、まちがいなくビビる大木本人だ。

ただ、やっぱりテレビに出るときにはメイクをしているせいか、メイクをしてないとぱっと見どうみてもそこらのただの兄ちゃん。「俺は芸能人だ」というオーラもなく、周りもまったく気がついていない様子。

つうか、声聞かないとわからんよ。雰囲気に溶けこんじゃってて(それがいいところなのかもしれんが)。

で、なにを話していたかというと、取り巻きらしき2人が一所懸命喋っているのをうんうんと聞きながら、ときどき「やっぱりタモさんのリアクションはうまい」とか「あのときはこうやって入らないとダメ」とか小さな声で熱心に指導(?)していました。

なんでこんなところで銭湯なんかに入っているのかよくわからんが、まあいろいろとあるやーね。

そういえばこの街は芸能人が多いなあと思いつつ、こういうのって気がつかなければいいのだけれども、気がついてしまったときの対応が難しいのであるな。

もし自分が同じ立場だったらプライベートな時間は絶対に放っておいてほしいと思うだろうが、もしテレビに出ているような人間が目の前にいたら、「あ、なんとかだ!」って大きな声でいってしまう気持ちもわからなくもない。

しかし、そのうえに「ファンなんです。サインください!!」とか「一緒に写真撮ってください!!」とかいってしまう人間の気持ちは私にはよくわからんのだが、人間って自分がやられないとわからん生き物だからなあと銭湯を出てからつらつらと考えたりして。

で、なんでこのエントリーがこんなタイトルなのかというと、彼は15分くらいかけてものごっつい丁寧にヒゲを剃っていたのである(私が頭を洗って身体を洗い終わってもまだヒゲを剃っていたのだ)。だいたい長い人でも5分もすればヒゲなんぞ剃り終わるのだが、やはり芸能人は顔が命なのだなと思った次第。

たしかに歯も大事だけど、顔はもっと大事だよねえ。芸能人にかぎらないけれどもさ。