.macがパワーアップ

正規メンバーが使用できる .Mac メールと iDisk の保存スペースが合計で 250 MB に拡張されました。デフォルトでは、メール用スペースが 125 MB、iDisk 用スペースが 125 MB に設定されていますが、用途に合わせて自由に割り当てることができます。

http://www.mac.com/2/memberbenefits_nm.html

だそうな。

いままではメール用スペースが15MB、iDisk用スペースが100MBだったから、以前に比べるとめっさ容量がアップしているのだが、いまのところメールはIMAPを使用しているのでメール用スペースはそれなりに使用しているが、iDiskのスペースなんて1MBも使用していないのである。

だって、100MBの容量があったからって、そんなとこになにを置くんじゃい!! ってはなしですよ。

いくら光ファイバーADSLなどの高速回線を使用したとしても、10MBのフォルダなりファイルなりをiDiskに送るのにかなりの時間がかかるわけで*1、その送ったフォルダやファイルをまた引っ張るのにも時間がかかるのだから、会社で作業中のファイルを自宅で作業しようなどと思ったら、1MB未満のファイルならメール、1MB以上〜100MB未満のファイルならUSBメモリかMO、またはCDに焼いたほうが絶対に早い。

ネットで共有できるファイルスペースというかwebスペースとして考えれば、それなりに用途はあるような気もするが、共有できるファイルスペースとして使うにはWindowsユーザへの説明が面倒くさいし、webスペースとして考えるとCGIが使えないのはとても痛い。

となると、今回の取って付けたような容量アップは、無料で提供されているファイル・メールスペースの大容量化が流行っているあおりと、とりあえず容量を増やしておけば大丈夫だろうという、とても必死かつ安易な思惑があるような気がしてならない。ただ容量を増やしただけではなんの差別化にもならないし、その場しのぎにしかならないのはわかりきっているとは思うのだが。

しかし今回、新たに追加された機能のなかではメールエイリアスというのはなかなかおもしろそうではあるが、これらの機能だけで年間13,440円はちと高い気もする。だが、私が使えるメールのなかでは唯一IMAPが使えるのと、会社からファイルのアップ・ダウンロードが気楽にできるので今回も更新しようとは思うが、次回の更新のときにはあやしいものである。

★本日飲んだお酒★

ギネス ドラフト 330ml×3、アーリータイムス サンベネデッド割り×1

*1:回線の状態にもよる