猫はとても寒がり
8月下旬にしては肌寒い日であった。天気予報では10月上旬の温度といっていたが自宅の温度は20度。もしクーラーを入れていたとすると冷やしすぎの温度である。だが、窓を閉めておくと息苦しかったので窓を全開にしていたのだが、そのうちにコジローが「くしゃんくしゃん」とくしゃみをし始めた。
「そんなに寒いかな」と思いながら急いで窓を閉めたのだが、それでもまだコジローが寒そうだったので、寝床に毛布を引いてあげたら、とてもうれしそうに寝床にすっぽり収まった。逆にコタローは寒さはまったく気にならない様子。たしかにあれだけ肉がついていれば少々の寒さは気にならないのだろうなあ(最近、肥満気味なんである)。
窓は閉めたものの、やや肌寒かったので毛布をひっぱり出してから眠りについたのだが、夜中にもそもそとコタローが布団のなかに入ってきて、私の足の間にもぐりこんで丸くなった。
コタローもやっぱり寒いのか、と思っていたら、続いてコジローもごそごそと布団のなかにもぐりこんできた。よっぽど寒いのかと思っていたらコタローにちょっかいを出し始め、私の足の間でバタバタと暴れ回っている。
なんで仲良くできないのかがよくわからないが、しばらくもみ合っていると急に静かになったと思ったら、コタローがしょんぼりと布団から出てきた。どうやら追い出されたらしい。コタローは体は大きいが、気が弱くとても臆病なのである。「コタローかわいそうに」と心のなかでは思ってはいるのだが、眠いのでそのままにしておく。
そのかわりにコジローが足の間で丸くなっている。ああ、コジローはなんでこんなにふさふさでなよなよなんだろう……。
★本日飲んだお酒★ キリンクラシックラガー 350ml×2、梅酒ソーダ割り×2(バーボンが切れてしまったので)