まぬーな話し合い

またもや重大なミスが発見されたのでありますが、みんなでああでもない、こうでもないとつまらないことを言いながらさんざん話し合いをした結果、当然のことながら結論は出ず、なんとなく話し合いはお開きになったのであります。

んまあ、私はデータの検証をしなくてはならなかったので話し合いには加わりませんでしたが、隣で聞いているだけでも不快なうえに不毛な話し合いだったので(つうか、ミスをした本人が「ユーザの信頼を裏切るような行為はしないほうがいいと思います」とか大きな声で主張しているので思わずフイタのはここだけのヒ・ミ・ツ)、



 「やっと終わったぜ」



といった感じだったのでありますが、冷静に考えるとあれだけ(ムダに)時間と(ムダに)労力を使ったにもかかわらず、いまだに結論は出ていないのでありました。

で、就業時間になって誰もパッケージの扱いになにも言及しないのでどうするのかと思っていたら、1人帰り、2人帰り、気がつくと誰もいなくなっていました。



 「……ユーザの信頼を裏切るような行為ってなんだろう……」



と私は内心いぶかしみつつ、あいかわらずひたすら検証を続けるのでありました。