そして重大なミスへ……

なんか重大なミスとか致命的なエラーとかいうと、某ソフトウェア会社のOSのアップデータが思い出されて仕方がありませんが、そんなことはさておき、今回発覚したミスは社内内部調査の結果、致命的であることが発覚いたしました。

すなわち速やかにデータの修正をしたうえでパッケージの作り直しが必要ということであります。

しかし、明日には予約しているユーザへ発送の手配をしなくてはなりませんし、パッケージの作り直しはあまりにも取引先への影響が大きいため、対応も慎重にならざるをえません。

で、みんなで膝をつきあわせて



 「どうします……?」

 「……」

 「……」



なんてことを話し合っているのでありますが、あまりにも影響が大きすぎてちょっと話し合ったくらいで結論が出るはずもありません。


そして私は内心「対応なんてすぐに決められるわけないじゃん、アホらしい」と思いながら、その横で話し合いにも加わらずにテキストデータをつきあわせて、必死に検証作業をしているのでありました。