本日は団体戦前の最後の練習&調整


であります。

なもんで、気合いを入れて1コマ目の11時40分からレッスンに行こうと思っていたのですが、なぜか疲れて起きることができず、やっとこ起き出したものの、なんだか体がだるくて出かける気がしません。

しかし15時から17時まで厚生年金でコートを取って、団体戦に参加するメンバーを集めて最後の練習会を予定しているので、体がだるいからといって休むわけにもいきません。


 「なんでおいらこんな疲れてるんだろう……?」


と思いつつも、ふらふらとレクセンターへと向かい、団体戦に参加するメンバーと会うたびに「明日はよろしくお願いします」と声をかけながら、なにくわぬ顔をしてレッスンに紛れ込んだのであります。

で、団体戦に参加するメンバーはみんなレッスンで球出しのボールを打つにもえらい気合いが入っているわけですが、自宅を出るまであんなに時間がかかったにもかかわらず、私なんぞはそれ以上に気合いが入っているわけです。

というか、正直なところ一刻も早く団体戦が終わってくれないと私の身がもちません。


 「あー、そういえば明日も団体戦が終わったあとに式場行かないといけないんだった……」


なんてことを思い出しながらスクールのレッスンでアップをすませ、厚生年金へと移動したところ、なぜかKコーチが見学と称して視察に来ており、そんななか団体戦に参加する予定の正規ペア同士でのダブルスで最後の練習&調整をしたのであります。

んが、やっぱり疲れていたせいか、サービスダッシュをした際に古傷である膝の靱帯を変なふうにひねっていためてしまったのですが、それほど重症でもなかったので、


 「ま、これからのんびり湯船につかって早めに寝れば大丈夫だろう」


などと思っていたのであります。

そうしたら人数あわせのためにきゅうきょ誘ったS藤さんが、


 「……あのー、totsugekiさん」

 「はい、なんでしょう?」

 「実は19時から21時までウェルサンピア東京っていうところでコートを取っているんですけど、どなたか参加していただける方はいないでしょうか……?」

 「ええー!? いや、ウェルサンピア東京っていうのはいま僕たちがいるところなんでいいんですけど、いまこの時間から誘うんですか!?」

 「いやー、私も今朝いきなりメールが送られてきて、〝コートを取ったので適当にメンバー集めておいてください〟っていわれて、みんなに声をかけたんですけど断られちゃって……」

 「……まあ、そうでしょうねえ」

 「私はどうしたらいいでしょう?」

 「んー、まあボクは大丈夫なんですけど問題はあと何人集めればいいかですよね。いま参加者は何人くらいいるんですか?」

 「たぶん、私を含めて2人だと思います……」

 「んーじゃあ、あともう一人集めればダブルスはできますね」

 「……はあ」

 「いまこの時間では難しいとは思いますけど、一応聞くだけは聞いてみましょう」

 「ありがとうございます!!」

 「……いや、まだ決まったわけじゃないのであんまり期待しないでください」

 「いえいえ、その気持ちだけで十分です。ありがとうございます」


……ああ、膝が痛い。