本日はハロウィン
だそうです。
なもんで、彼女が
「一緒にハロウィンパーティーを楽しもう!」
というので、内心
「けっ、かぼちゃなんか飾ってなにが楽しいのだ!? くだらん!」
などと思いつつ、
「いままでハロウィンなんて行ったことないですよ。楽しみですねえ」
と笑顔で答え、一応どんなイベントがあるのかを渋谷と新宿あたりでちらっと検索してみたりしていたのであります。
んが、当日の夕方に急に彼女が用事があって水道橋に来ることになり、なぜか水道橋でハロウィンを楽しむことに。
つうか、渋谷、新宿あたりの店で検索はしていたものの、急に水道橋でハロウィンとかいわれてもなあ、うまい焼鳥屋なら知ってるけどハロウィンなんか行ったことないから知らないよ……などとぶつくさいいながら仕事中にこっそりググっていたら、
「今回は下調べをしている時間がなかったから、とりあえず二人で雰囲気だけでも楽しみましょう」
というメールが来たので
「ああ、そうですね。水道橋ならいい店を知っていますのでご案内いたしますよ」
となぜかハロウィンとはほど遠いJRのガード下にある焼鳥屋に入ったのであります。そしておいしい焼き鳥とつまみと日本酒に舌鼓を打ちつつ、
「じゃあ二軒目はどうします?」
とたずねると、「やっぱりちょっとはハロウィンっぽい雰囲気が味わえるところに行きたい」というのでTapestryへ。
そしてマスターとおしゃべりをしながらチーズをつまみにビールを一杯いただいたのであります。で、
「そろそろ終電なので今日はこのへんで。また来ます」
と切り上げ、水道橋へと向かったのでありますが、いざ駅で別れようと思ったら、
「……もう電車ないからうちに来る?」
と突然いわれ、
「……え? マジですか?」