昨日(3月23日)は試合&送別会(その2)
「よしっ! 優勝するまで出続けるぞ!!」
なんて意気込んでいたわりに、いきなりひどい二日酔いで試合に臨むことになってしまった私。
自業自得といえば自業自得なのですが、私たちがエントリーしたのはダブルスなので、私が不甲斐ないプレーをすると相手にも迷惑がかかってしまいます。
なので、今回ペアを組むM保さんに
「すんません、ついさっきまで酒飲んでたもんですからものすごい二日酔いなんですけど……」
と浮かない顔で告げると、
「ああ、そうですか。でも試合は15時からですからそれまでには酒も抜けますよ。ハハハ」
と屈託のないご返事。
「試合の前にムダに酒を飲んでいたっていうのに、M保さんはやさしいなぁ……」
なんて思っていたら、私たちと一緒に試合に出場するT島さんに
「昨日けっこう遅くまで酒飲んでいてM保さんも二日酔いらしいですよ」
といわれ、T島さんとペアを組むK屋さんには
「じゃあ、これで晴れて二日酔いペアの完成ですね。そんなんで大丈夫なんですか?」
などといわれてしまったのであります。
とはいえ、二日酔いだろうがなんだろうがとにもかくにも試合会場へ向かわなくてはならないわけで、まずは13時にレクセンターに集合し、それから一路今回の試合会場であるテニスパーク湘南へと車2台で向かったのであります。
高速が空いていたおかげでだいたい1時間弱かかるところを約50分ほどで会場へと着いたのでありますが、あいかわらず胸がムカムカしており、「こりゃダメだ」と思いながらも水やウーロン茶をがぶ飲みしてなんとか酒を抜こうとしていたのであります。
しかし、そんな努力もむなしく最初の試合が始まってしまいました。
が、二日酔いでむかむかするせいかいつものようにがちがちに緊張することもなく、おまけに力が入らないので力みもまったくなくプレーすることができ、初戦の相手は私たちと同じくらいのレベルだったのですが、6-3で勝つことができたのです。
「ハハッ、二日酔いくらいのほうが力みが抜けてちょうどいいのかもしれませんね」
なんて軽口を叩きつつ、二日酔いパワーで次の試合も6-3で勝ってしまい、
「おっ、こりゃもしかして決勝トーナメントまで残れるかも!?」
などと淡い期待を抱いていたのであります。
んが、最後の相手がめっさ強く、1-6であっさりと負けてしまいました。
「……1ゲームしか取れませんでしたね」
「……そうですね」
「……またチャレンジしたいですね」
「……そうですね」
「試合にも負けちゃったし、totsugekiさんはこのあと送別会もあることですから、さっさと帰りますか」
と、最後の決勝を見届けることなく、さっさか引き上げてきたのでありますが、高速の入り口でものすごい渋滞に巻き込まれつつもなんとか帰ってきたのでありました。
「よし! 次は送別会だ!」
しかし、19時近くになってもいまだに胸がむかむかしていた私は、会場の居酒屋でひたすら水を飲み続けていたのでありました。