世田谷団体戦の抽選に
通ったそうです。
そのこと自体は、がぜんやる気が出てきたというか、「よしっ、やるぞ!!」といった感じなのですが、Dクラス(スクールで私たちよりもひとつ上のクラス)のチーム(しかも3チーム)も一緒に抽選を通ったというのを聞いて、
「……びみょー」
な気分なのであります。
というのも、こっちのチームは「Dクラスでチームを組んで団体戦に出るんですけど、人数が足りなかったら予備の人員ということで出てもらえませんか?」というところからはじまった、いうなればおまけのチームなのです。
でも、いくら遊びで出ることを決めたといえ、大の大人を8人も集めてわざわざ出るからには、せめて1回戦くらいは勝ち抜きたい。いや、別に1回戦で負けてもいいから、どうせ負けるのならすごく強いチームとあたって負けたい。それなら納得がいくのです。
しかし、Dクラスのチームが3チームもエントリーしているということは初戦であたる可能性が非常に高いわけで、ふだんであれば「打倒Dクラス!!」とますますやる気がでるところなのですが、今回出るメンバーの顔ぶれを考えると、相手の雰囲気と大会の緊張にのまれてしまって実力が出せずに惨敗するイメージしかわきません。
というより、口ではいいませんが「Dクラスの人たちは自分たちよりうまいんだから負けても仕方がない」というふうに思っている節すらあります。
これでもし対戦相手がまったく知らないチームであれば、逆に開き直ってゲームに集中できると思うのですが、初戦でDクラスのチームのどこかとあたってしまった日には、相手の実力を知っているだけに力んだり、固くなってしまって実力が出せない可能性が高いのです。
ということはつまり、初戦でDクラスのチームとあたるということは、
“いつも顔をあわせている人たちとあたって、相手がめちゃめちゃ強いわけでもないのに実力も出せずに負ける”
という最悪のパターンになってしまうわけです。
まあ、「勝負は下駄を履くまでわからない」という格言もあるとおり、実際にやってみなければわかりませんが、一応まとめ役(というよりたんなる雑用)の私としては
「ほかにもいろいろと強いチームが出てくるんだから、Dクラスくらいでつまずいてるんじゃないぞ!!」
とハッパをかけたいところなのですが、メンバー全員自分より年上なのでそんなこと口が裂けてもいえません(泣)。
初戦でDクラスの人たちとあたらないことを祈るのみ、というより私の心配が杞憂であることを祈るのみであります。