先日の日曜日にテニススクールに行ったらば
12月30日にテニス大会を私の主催で開催する運びとなっていたのであります。
そんなこととはつゆ知らず、のこのことスクールに行った私は遅れてきたU田さんにあいさつをしたのでありました。
「U田さん、おはようございます」
「あ、totsugekiさんおはよう。ちょっと相談」
「え? なんですか?」
「実はさ、S木コーチが12月30日に2面で4時間コートが取れたからそれを譲ってくれるっていうんだよ」
「へー、すごいですね」
「でさあ、この前のセントラルカップに出てた人に声をかけてミニセントラルカップをやろうと思ってるんだよね」
「へー、おもしろそうじゃないですか」
「どう?」
「ボクは特に用事はないですけど」
「あ、そう。じゃあ決まりね」
「年末ってテニスがないからつまらないなあって思ってたんですけど、なんだか急におもしろくなってきましたね」
「じゃあ、totsugekiさんの幹事っていうことでよろしく」
「あ、そうすか。……え!? ボクが幹事なんですか?」
「そう。みんなにはtotsugekiさんが窓口ってことで話を進めるから」
「えー!? 大会なんて主催したことないですよ。それに大会ってことはちゃんと事前にルールとか決めないといけないし大変ですよ……?」
「だから、スクールが終わったあとに打ち合わせ」
「……ああ、そうですね(なんだか複雑な気分)」
実をいうと前々から「みんなを集めて総当たりで参加者みんなが満足できるような大会を一度くらいはやってみたいなあ」とは思っていたのですが、私の意志に反してまったく予期せず、いきなり主催が決まっていたのであります。
まあ、大会を開催するのはまったくのやぶさかではありません。
それどころか、むしろ喜んでやらせていただきたいところなのですが、12月に開催というのがあまりよろしくない。
「12月って忘年会が4つ(しかも幹事)にテニスが2回(しかも主催)もあるのに大会なんてできるのか……?」
ちゅうか、そんなことをしている場合ではないというか、そこまで手が回らないというか、困ったことになっているのであります。
でも、U田さんがほかの人に声をかけてしまった以上、やるしかありません。
「誰かに頼りにされるのはとてもいいことなんだけどなあ……」
まったく頼りにされないというのもどうかと思いますが、頼りにされすぎるというのも困りますのう。やっぱりバランスだな……。