昨日(10月8日)はスクールはお休み


だったのであります。

なもんで、「せっかくの休日にテニスをしないわけにはいかん!」と12時から16時まで運よくキャンセルで空きがあったのでテニスコートを予約しておいたのであります。

で、スクールのなかでもうまい人たちばかりに声をかけ、あとは天気が晴れるだけだったのですが、前日の天気予報だと当日は朝からあいにくの雨模様。


 「なんだよー、これじゃせっかく苦労してコートを取ってメンバーを集めたのにテニスができないじゃないか」


と私も思っていましたし、声をかけたメンバーは誰もがそう思っていたはず。

しかし、テニスヴァカな人間のなかでも本当のテニスヴァカというのは考えることが違います。


 「……もし朝から雨だったら確実にコートのキャンセルがあるから、キャンセル待ちでコートを取れば朝からテニスできるんじゃね!?」


と、とんでもないことを思いたち前日に


「予報だと明日は朝から確実に雨じゃないですか? そうすると、みんなちょっとの雨でも降ってるとすぐにキャンセルしちゃうんですよ。で、明日は12時から16時までコートは取ってあるんですけど、キャンセル待ちで10時からコートが取れたらテニスしませんか?」


と自宅が近いメンバーに片っ端から声をかけ、なんとかメンバーを4人かき集めたのであります。

で、当日は予報どおり朝から雨で、しかも時折、激しいどしゃぶりという天気。しかし、私はそんな外の天気をみて


 「お! こりゃ確実にキャンセルがあるぞ!!」


と確信し、うきうきしながらコートに電話をかけるとやはりキャンセルがあるとの返事。「まあ、この天気じゃそりゃそうだろうなあ」と思いながら、この天気でもテニスができることを確認し、自分の読みがあたったことに興奮しながら鼻息も荒くコートをおさえたのであります。

で、それから昨日声をかけたメンバーに急いで電話を入れ、「10時からコートが取れたのでよろしくお願いします」と伝えると


 「ええ!? 外すごい雨だよ?」
 「本当にみんな来るの?」
 「ていうか、totsugekiさんは本当に行くの?」


と口々に同じようなことを聞かれ、


 「はい、もちろん行きます。それにほかの方にも同じようにお願いしましたのでよろしくお願いします」


と強い口調できっぱりとテニスをやることを告げると、


 「……じゃあ、いまから行きます」


とみなさんあきれ半分、あきらめ半分でテニスをすることを了承したのであります。

そして自分も急いで準備をし、小雨が降るなか意気揚揚と自転車で出かけたのでありました。