[派遣生活]ふと気がつくと派遣社員になってから


1年が経過していました。

つらつらと思い出すに、去年のいまごろは派遣社員としてのキャリアをスタートしたばかりで、右も左もわからなくてもがき苦しんでいた……ような気がします(すんません、esではてなダイアリーの過去ログみるのだるいので)。

そういえば冷房のせいでのどをやられて体調をくずし、心身ともに弱っていた……ような気もします。

だから去年は精神的・肉体的に弱っていたために「なんで自分はこんなことをしているのだろう?」と自問自答しながら、日々の生活を送っていたのですが、今年はそんなことが頭の片隅に浮かぶこともなく生きていくことができています。

それをほかの人からみれば、「ただ毎日ぼんやりと生きているだけではないか」と叱責されるかもしれませんが、私にとっては日々生きていくというのは大変なことであり、そして働くということは生きているということの証なのです。

毎日同じ時間に家を出て、同じ時刻の電車に乗り、満員電車にぎゅうぎゅうと詰めこまれ、同じ時間にタイムカードを押し、昨日と同じような仕事をし、そして残業をしてとぼとぼと自宅に帰る。

ほんの10年前まではそんな生活はまっぴらだと思い、心の底から嫌悪していましたが、いまではそんなごくごく平凡なルーチンが生きているというのはすばらしいことなのだということを実感させてくれるのです。

生きているというのはすごいことです。