[引っ越し]ぶじに行って帰ってきました


最寄り駅周辺は思ったよりもひらけていました。

けれども、引っ越し先に近づくにつれ、まわりが住宅ばかりになってじょじょに灯りが少なくなり、自宅に着くころにはあたりは真っ暗になっておりました。

つうか、夜の女性の一人歩きは絶対におすすめできないほど真っ暗です。というより、するとまずい。そのうえとても静か。

いえ、静かなのはいいですが、自分の部屋の窓を開けると、隣に住んでいる人がみているテレビの音だけがやたらに響いてきます。

というか、なにを視聴しているのか知りませんが、テレビの番組のなかで起きた乾いた笑い声だけがあたりにこだましているというのはある意味、不気味です。

で、本題のガスですが、薄暗いなかをせかせかと歩いて引っ越し先にたどり着き、さっそくスイッチを入れて蛇口をひねってみたのですが、いくら待ってもお湯になりません。

 「やっぱりガスは来てないのか……」

とあきらめて帰ろうとしたのですが、ふと外のガス栓に目をやるとガス栓が閉まっているのが目に入りました。

なもんで、ちょっと苦労しつつもガス栓を開いたらば、晴れてお湯が出るように。

といっても、よく考えたらいま使っているガスコンロは持っていっても使えないので(現在は都市ガスで引っ越し先はプロパンガス)、そんなにあわてなくてもよかったような気もしますが、まあよしとすることにし、一刻も早く引っ越しを終わらせてすっきりとした気持ちでスクールに行きたいものです。