引っ越しを考える その1
間取りはともかくとして、まず決めなくてはならないのは場所であります。
といっても、いまのところにかれこれ14年ほど住んでいるので近隣で探すのもなんだしなあ。
というよりも、いま住んでいるところの最寄り駅周辺で、現在の家賃で住めるようなところなど絶対に存在しないのは火をみるよりも明らかであります。
それにどうせっつーか、せっかく引っ越しをするのだから、ほかのところに行ってみたい気もする。
「う〜む、どうしたものか……」
以前は本屋がたくさんあるという理由で神保町界隈に住んでみたいなあ、なんてことを考えていたこともあったのですが、これ以上本を買っても置く場所がないので最近は神保町にも興味が薄れ、そのかわりに思い立ったらPCのパーツがすぐに手に入る秋葉原周辺がいいなあ……なんて思い始めていた矢先にこんな話が持ち上がったので、「秋葉原からほど近い総武線沿線もいいかも」などと思ったり。
しかし総武線沿線にすると実家が遠くなってなにかと不便になってしまうのと、なによりテニススクールに通うのが大変になる。
「う〜む、そうなるとやはり東急田園都市線沿線か……」
ということは、テニススクールがある二子玉川駅を中心に、渋谷寄りに用賀、桜新町、駒沢大学、中央林間寄りに二子新地、高津、溝の口が引っ越し場所の候補となるわけです。
そして多摩川を渡らない東京側は家賃はお高めで、多摩川を渡って川向こうの神奈川県に落ちると家賃もぐんとお安くなるわけでありますが、インターネットの接続環境やペット可なんていうのも考慮しないといけないので、なかなかおいそれと決められないというのが実情であります。
「どうすっかなあ……」
なんてことを考えながら、実際にはなんのアクションも起こしていない私はぐうたらにまちがいない。