esでの音声通話っていうのはぶっちゃけどうなの?


スマートフォンってどう考えてもあの形状じゃあ電話はしにくいと思うんだけど実際にところどうなの?」とか「スマートフォンで電話をしている姿をみると、どうもスマートにみえないんだよね」などとお思いの方はけっこういるかもしれない。

かくいう私もその一人であった。

なもんで、そんな疑問に応えるべく、さっそく[es]を使って実際に音声通話をしてみた(ちなみに[es]での初通話はウィルコムのサポートであった)。

すると、「意外」と向こうでしゃべっている音はクリアに聞き取れ、こちらからの音声もちゃんと伝わっている様子。

 「お! ウィルコム意外といい仕事してるじゃん!」

とあまり期待していなかったぶん、とても感心していたのである。

ところが、つい先日またもやウィルコムのサポートに電話をする必要があり、会社の昼休みに会社の外から電話をかけたのだが、今回は前回と違い、向こうでしゃべっている声がまったく聞き取れない。

向こうでいっている声がまわりの雑音に(といっても閑静な住宅街だけど)かき消されてしまい、ほとんど聞こえないのである。

なもんで、多少でも静かなところを求めてあちこちをうろうろとした挙げ句、やっとこさ大きな駐車場の壁に囲まれた片隅でなんとか向こうの通話を聞き取ることに成功したのだが、どうやら前回音声がクリアに聞こえたのは私が自宅の室内という静かな環境から発信をしていたからだということに気がついた。

 「おいおい、こんなんじゃ人混みのなかで着信受けられないじゃん」

と思いつつ、

 「今度、外で電話するときは公衆電話ボックスから電話しないとダメだな」

などとウィルコムサポートのオペレータと会話をしながら皮肉まじりに思ったのだが、「つうか、目の前に公衆電話があるのだったら、それで電話をかけたほうが料金も安いし、よっぽどいいじゃないか!!」 と一人で憤慨しつつ、やっぱり日本のスマートフォンの限界はこのへんなのかなあとちょっぴり失望したりするも、「おいらそんなに電話しないし、まあいいや」と思い直したのだが、よく考えたら発信はよくても着信は困る。

なもんで、「イヤフォンを使えば多少は音声の聞き取りにくさは改善されるかも」とか「いやいや、やっぱり音声端末だけを購入してW-SIMを差し替えれば。。。」など悩みがつきないわけである。

つうか、その前においらの使い方が絶対的に悪いという可能性もあるので、それについてはいずれ機会をみて検証をしてみようと思うが(といっても、こんな検証につきあってくれるのは一人しか思い当たらないけれども)、自慢ではないが私の聴覚は猫並みに鋭いのでたぶん誰が使っても同じ結果になると思う。

となると、たんに端末の不具合なのかもしれんが、こんなことならいままでどおり「AIR-EDGEフォン+りなざう」のコンボでプランだけ変更すれば。。。いやいや、それは書くまい。

ま、なんにせよ

 [es]での快適な音声通話は場所を選ぶ

ということで。