[仕事]すべて管理されているというのはなにも考えなくてよい


本日で派遣に行き始めて5日間が経過したのだが,ふと気づくとあまり疲れていないことに気がついた.

といっても,まったく疲れていないというとウソになるが,緊張で多少の気疲れはしているものの,肉体的にはほとんど疲労はない.

なんでだろう? と思ったら,ようは自分で仕事を管理していないから疲れを感じないのだということに気がついた.

つまり,いまの私の仕事というのは誰かに仕事を依頼されるまではひたすら待機していて,依頼された作業が終わったら「終わりました」といって自分の席に戻り,そして次の仕事を依頼されるまではまたぼけーっと待機ということを繰り返しているだけで,自ら仕事を作ったり,管理することなどが一切ないので疲れを感じないのである.

まあ私の場合,派遣としての日数も短いし,1ヵ月という短期間なのでそういう扱いなのかもしれないが,自分で仕事の段取りや次はなにをしようかかという組み立てを考えなくていいというのはたしかに楽といえば楽である.

そう考えると「派遣は楽でいいよ」という意見が幅を利かせているのもわかるような気がするのだが,逆にいうと派遣社員なんていうのはそんなものというか,基本的にあまり期待はされていないポジションなのだという気がした.

つうか,少なくとも私が派遣されている会社のこの部署では期待はされてはいないようだ.

ま,派遣社員なんていうのはそんなもんなのかもしれないけど,そういう態度があからさまだとこっちだってやる気をなくすし,もともと少ないモチベーションもガタ落ちになると思うのだけれども,そのへんはある程度の割り切りが必要なのかもしれない.

しかし一緒に仕事をする以上は,いがみあっているよりもお互いに良好な関係を結んでおいたほうがなにかと都合がいいのではないかと思ったりもするのだが,こちらはそう思って行動していても,すでに「派遣なんてどうせそんなもん」と思っている相手に理解をしてもらうのはなかなか難しい.

いや,仕事っていうのは本当に難しいもんである.