[テニス]クリスマスイブもテニス


昨日は久々のテニスですっかりくたびれてしまい(つうか,いきなりハッスルしすぎ),コートの場所の確認もせずに眠ってしまったので,コタローとコジローに夜中にご飯を催促されて起きたついでに場所と電車を検索.

え〜と,昨日送られてきたメールをみると……

テニスなら会社いくより早く起きれると思うけど(笑)。それから24日参加OKです、場所は東綾瀬公園の都営コート。足立区東綾瀬3-4です。


ほほう,次は綾瀬ですか.綾瀬だったらたしか千代田線で行けたはず.そうなると表参道で乗り換えれば乗り換えは一回で行けますなあ.

おっ!! 自宅から綾瀬までは40分ですか.楽勝ですのう.

などとかなり余裕をかましつつ,電車の時間とコートの場所を検索しておおまかなルートをメモに取り,「明日も朝早いからもう寝るか」とMacを起動したにもかかわらず,やっぱりメールチェックもせずにまたもや横になる.

あれ? そういえば帰ってきたのが17時で,それから「ああ,くたびれた」なんていいながらご飯を食べて,疲れたからってすぐに寝てるってことはすでに9時間ぐらい眠ってるような……? ま,いいか,くたびれちゃったからしょうがないよな…….

などというようなことを考えながら眠りに落ちたら,目覚ましが鳴る前に起きられたのだが,ここでやっぱりというか,お約束の筋肉痛.


 「うぉっ!! 背筋が痛い!!」


と背中を押さえながら「あいたたたた」とかいいながら,むっくりと起き出すと外はまだ薄暗く,とても寒い.


 「ふぃ〜,テニスするのも一苦労ですのう」


と思いながら,いそいそと着替えをし,さっそく出かける.玄関を開けて外に出ると


 「うぉっ!? 外のほうが暖かいじゃないか!?」


家の中のほうが寒いってどういうことだ? などと思いつつ,ちゃんと早起きできたことにちょっぴりうきうきしながら駅の階段を登ろうと思ったら,筋肉が痛くて脚が上にあがらない.


 「おいおい,こんなんで本当に大丈夫か?」


と一抹の不安を覚えつつ,電車のなかで入念にストレッチをしながら綾瀬へと向かう.

実は綾瀬には前の前の仕事のときに何度か来たことがあり,多少土地勘があったので駅前の地図でコートの場所を確認しただけで,迷うことなくすんなりとコートにたどり着く.すると前方から自転車に乗ったO澤さんの姿がみえた.


 「おはようございます」

 O澤さん「おはよう.今日はずいぶん早いね」

 「当然ですよ!!」

 O澤さん「おお,はりきってんねえ〜.でも,俺はもうすでに体が痛いよ」

 「えっ? 筋肉痛ですか?」

 O澤さん「いや,もう歳なんだよ.歳」

 「そんな歳でもないでしょう?」

 O澤さん「でも,今日来る人たちはみんな俺より年輩だけどうまいよ〜」

 「そうですか.それは楽しみですね」


と鼻息も荒く筋肉痛なのを考慮に入れ,入念にストレッチをしたうえでテニスに臨んだのだが,体がまるで自分のものではないかのようにまったく動かず,そのうえ相手がうますぎて練習から押されっぱなしで,ゲームにいたっては手も足も出ずにすべてのゲームに完敗.まさにぐうの音も出ないくらいこてんぱんにされてしまったのであった.


 「……」

 O澤さん「……な,うまかったろ?」

 「……うますぎて手も足も出ませんでしたよ」

 O澤さん「いやあ〜,俺も体が全然動かなかったからなあ」

 「やっぱり昨日やりすぎましたかね?」

 O澤さん「まあ,そういうことだね」

 「でも,あのうまさじゃあ体が動いても話にならないと思いますけど……」

 O澤さん「ま,そのうちにやっつけてやるさ」

 「……そうですか.ちょっぴりだけ期待してます」

 O澤さん「そういえば明日は来られないんだよね?」

 「はい,最後くらいはいつも行っているほうに顔を出しておいたほうがいいかなと思って」

 O澤さん「あっそう.まあ明日は人数が多いから別に気にしなくていいよ.じゃあ今度は年明けだね」

 「はい,よろしくお願いします」

 O澤さん「じゃあ,よい年を迎えてください」

 「はい,ありがとうございました.O澤さんもよいお年をお迎えください」


とゲームでまったく歯が立たなかった悔しさとさらなる筋肉痛で痛む心と体を引きずって,とぼとぼと自宅に帰ってきたのだが,


 「そういえば誰かがうまい人とテニスをやるとものすごいくたびれるっていってたけどあれって本当なんだ」


とか


 「あ〜,ちくしょう.おいらがもっとまじめにテニスを続けてりゃあ,もうちょっといいとこまでいったのに」


とかいうことを考えていたのだが,そもそも自分のサービスからのゲームの組み立てがイメージできないうえ(※)に相手がまったくミスをしない以上,勝てる要素はほとんどないのであるな.

※:なんで自分のサービスからのゲームの組み立てができないかというと,単純に自分が打ちたいところにサーブを打てないからなのだが,もし仮にいまの私が自分の打ちたいところにサービスを入れることができたとしても,サーブに威力がないので相手にいいようにリターンをされてしまい,結局ゲームの組み立てがイメージできないのである.

なので,


 「まあ続けてやってりゃあ,そのうち勘も戻ってくるだろう」


と前向きに考えることにし,自宅の階段を上がるのもやっとこなくらい疲れていたので,そろそろメールチェックをしなきゃとか,いいかげんこのへんでなんかはてなに書いておかないとまずいんじゃないかというようなことも頭をよぎったのだが,自宅に帰ってご飯を食べてほっとした途端に睡魔に襲われ,またもや倒れるように眠りにつく.

あ〜,最初は連休中は毎日テニスをやって健康的に過ごせるな〜なんて考えていたけど,こんなになってまでテニスをしているのって本当に健康的なんか?

ただ,たんに体を酷使しているような気がしてならないのは気のせいだろうか…….