［会社］給料の調整 - 酒と猫と組版の日々

とやらをしたらしい。

当社の給料日は毎月25日なのだが、今月（9月）の25日は日曜日なので、繰り上がって本日（22日）が給料日だったのだが、いつも遅くても午前中には給料明細が手元にくるのである。

だが、今日は昼休みを過ぎても給料明細が手元に来ない。最初は「たんに忘れてるのか？」と思っていたのだが15時を回っても明細が来ない。

　「こりゃあ、とうとう給料が払えなくなったか？」

といぶかしんでいたら、急に常務とドブチョーがつかつかとフロアに入ってきて、「みなさん、ちょっと集まってください」と私（の席）の後ろで大声で人を集めている．

　「あ、これはとうとう給料カットか？」

と期待をしていたら、常務が「え〜、みなさんいつもおつかれさまです」と切り出したのである．

ん？　なんだ？　と思っていたら，ようは8月から会社は第42期に入ったが、今年は4月に昇給というか給料の調整がなかったので，新しい期に入ったのを期に社長と常務とで社員全員の給料の調整をしていたそうな．で，それがやっと終わったので，8月と9月にさかのぼってそれを支給しますとかなんとか．

　常務「決して昇給ではありません．あくまで調整です．ですから上がっていない人もいますし，当然下がっている人もいます」

などと強調していたが，そんなことよりも

　たかだか給料の調整くらいで2ヶ月間もかけてんじゃねえよ！！

と思ったりもしたのだが，あいかわらず黙っていた．

で，ドブから給料明細を受け取ったのだが，給料明細の封筒とは別にまた封筒がついていて，そのなかに調整給支給計算書とやらと1万円札が1枚入っている．

　けっ！！　本当なら4月にやらなきゃいけないことをいまやっているだけじゃねえか！！

つまり，本当は4月に給料の調整をしなくてはいけないところを、なんだかんだと理由をつけて8月にやれば会社側は4ヶ月分得をするという算段なのだろうが，そういうつまらない小細工をするからこの会社はダメ会社なんだよと思いつつ，その調整給支給計算書とやらの内容がこれ．

ああ，くだらない．

これでみんな本当に精一杯仕事をして売り上げが上がったから昇給しましょうというのならまだ理解できるが，一日中ぼけーっとしている人間だろうが、居眠りしている人間だろうが，どうせオペレータをしている人間は一律5,000円あがっているのだろうから、こんなものをもらったからといって素直には喜べませんのう．

まあ，昇給するだけまだましなのかもしれないが，こんな会社でちょっと給料があがったからってうれしかないやねえ。というか、こんな会社で給料が下がる人間がいるっつーことのほうがびっくりするわ。

だいたい、な〜にが「今期に入ってからずっと調整をしていました」だ．使えない人間のクビを切っちまえばそんなつまらない計算する必要ねえだろっつーの．

ったく、この会社いないほうがいい人間のほうが多いじゃねえか。

まさに

　「この会社の半分はいなくてもいい人たちでできています」

だな。

いや、もしかしたら半分じゃなくて2/3かも。