[コタロー]元気ナッシング

コタロー



昨夜、えさをあげたら半分ほど残したのである。

コタローがわが家に来てから2年半ほどになるが、こんなことは初めてだ。

なんでもおいしくいただけるコタロー先生は、普段はえさをたいらげた途端に「もっとくれ」というくらいがっついているのに、半分も残すというのはよっぽど具合が悪いらしい。

しかし、コタロー先生の具合が悪いおかげで、ガサガサ攻撃*1を受けなかったので、昨晩は久しぶりに熟睡できたのである.

なもんで,このままでもいいかななんて思っていたのだが、今朝えさをあげたら少しも食べなかったのである。

う〜む、これは重症だ。にぼしすら受け付けないのでは病院に行かないとダメですのう。

お腹も壊しているし、水も飲んでいないようで、みるみる痩せ細ってきている。

なにが原因なのかわからないが、下痢をしているということは、普段がっついているから変な物を食べてしまったというくらいしか思いつかないが、家の中にそんなものは絶対に置いていなかった。そうなると風邪くらいしか思いつかないのだが、猫にもいろいろと病気があるので、とにもかくにも病院に連れて行くしかあるまい。

コタローは身体も大きいし、体力もあるので、1日くらい平気だとは思うが、自宅に帰ったら虫の息なんていうのは勘弁してほしいところである。

でも「猫の具合が悪いので会社を休ませてくれ」というのは、上司に理解がないとなかなか通用しないのであるな。

「すいません、うちの子どもの具合が悪くて」といえば

「おお、それは大変だ。早く病院に連れていってあげなさい」

 となるが、

「すいません、うちのコタロー先生の具合が悪くて」といっても

「え? 誰?」となるのはわかりきっている。

コタローもコジローも大事な家族の一員なのになあ……。

*1:私が起きてえさをあげるまで夜中ずーっとガサガサ、ガサガサ、ガサガサ、ガサガサ、ガサガサと音を立て続ける恐ろしい攻撃である。コタローの得意技