2つのテキストファイルの差異を取ろう(2)


さてさて、「2つのテキストファイルの差異を取る」の続き。

いろいろと検索/検証をした結果、テキストを扱うのであれば、やはりターミナルからコマンドラインを用いて操作をするのが一番強力かつスピーディーだという結論に達したのであります。

しかし、ターミナルからコマンドラインを使用して文字列を操作するというのは、操作が難解なうえにとっつきにくく、へたれの私にはちと厳しい。

なもんで、楽をするべく検索を続けたところ、こんなソフトを発見。

JDiff X | Artman21
http://www.artman21.com/jp/jdiff_x/


正確には

Jedit X で編集中の2つの書類の差異をわかりやすく対照表示し、編集できるようにする Jedit X Rev.2 用のプラグイン


でありますが、Jedit Xラブかつヘビーユーザの私にはぴったりなプラグインであります。

なもんで、さっそくダウンロードして試用。

さすがに比較元のマスターテキストが15万語近くもあるのでさくさく動作する……というわけにはいきませんが、比較先のテキストとの差異がグラフィカルに表示され、すごくいい感じであります。



 「よし、これは買いだ!」


と1,680円を振り込み、購入したのであります。


 「よーし、お金も払ったし、使いまくるぞー」


とはりきって検証をはじめたのですが、よく考えたらこのJDiff Xでテキストの差異はグラフィカルに表示されるものの、差異を別途ファイルに書き出す機能はついていなかったのでありました。


 「あれ? 差異をファイルに書き出すっていうのはもしかして手作業でやらないといけないのか……?」


んまあ、画面をみながら手作業でテキストをカットして新規の書類にペースト……という作業を繰り返すのは別にかまわないのですが、あんまりにもスマートな方法ではありませんし、なによりまちがえる可能性があります。


 「んー、テキストの差異はわかるようになったのはものすごく前進なんだけど、そのあとの書き出しはどうしたもんかな……」


なかなかうまくいかないものであります。