[テニス]調布緑ヶ丘テニスコートでの第二ラウンドはいきなりメンバーが足りず


2007年8月16日のエントリー(d:id:totsugeki:20070816)の続き。

ちょっと油断するとめまいがしてくるくらいものすごい日差しのなかでテニスをし続けたわけですが、毎週炎天下のなかでテニスをしているおかげか日陰に入ってちょっと休むと、あんなにグロッキーだったのにすっかり元気になった私とほかのみなさん。

「じゃあ、次は4時からだからよろしく」と三々五々散っていったわけですが、私は一人残って地図とにらめっこをしながら、「どうやって帰ったらまたちゃんと来られるか」ということを考えながら帰りのルートをけっこう必死で模索していたのであります。

そして熟慮したうえで導き出されたのが「(注:私は)なにもないところで右や左に曲がるのは絶対に無理だから、ちょっと遠回りになるかもしれないけど国道や線路や川沿いのわかりやすい目印に沿って走ろう」ということだったのであります。

なもんで、まずは国道20号沿いに走って仙川駅前を通って川(野川とかいう川)に出ることだけに集中し、川に出たら今度は線路にぶつかるまで走ればちゃんと駅前に出られるはず……なんて思って走っていたら、あっけなく最寄りの駅前に到着。

 「……最初からこうやって行けばよかった」

なんて思いつつ、あんまりにも暑いので駅前のサミットでビールと氷を買い、自宅に帰って冷えたきゅうりとトマトを冷蔵庫から出してきて乾杯。

あんまり飲み過ぎるとテニスができなくなってしまうので350ml缶2本でやめ、ストレッチをして体をほぐしながら、のんびりとテレビでポケットモンスターの劇場版なんぞを鑑賞。

「おお、意外とおもしろいじゃん!!」とか「ミュウってコジローみたいでかわいいなあ……」などと思いながら食い入るように鑑賞していたのでありますが、「最後までみたいなあ」なんて思っていたら、けっこうぎりぎりの時間だったので支度をしながら鑑賞しつつ、ちょうどポケットモンスターを見終わったところで出発。

で、ほろ酔いでスピード感覚がまひしていたのと、ちょっと張り切ってこいだおかげでほんの20分ほどで到着。

自分で思っていたよりもあんまりにも早く着いてしまったので、女子大生らしき若い女性&数名の男子がコート2面を使って歓声をあげながら練習しているのをぼけーっとながめながら、「……若いっていいなあ」なんて思ったり。

そのうちにメンバーが1人来て、2人来てと人が増えてきたのですが、最後の4人目が時間を過ぎても一向に来る気配がありません。

 「あれ? どうしたんですかね?」

 「道に迷ってるとか?」

 「いや、さっき来てたんだからそれはないでしょう」

 「じゃあ、さっきすごく疲れたっていってたから、昼寝してるとか?」

 「……いずれにしても1人足りないんじゃダブルスはできませんから、連絡したほうがいいんじゃないですか?」

 「そりゃ、そうだ」

なんて会話を交わしながら、もう一人のメンバー(男性:60代前半)に電話をしてみたら、

 「……なんか疲れたから来ないとかいってるよ」

 「へ?」

 「さっき“疲れたからもう来ないっていった”なんていってるよ、あのおっさん!」

 「はあ?」

 「たしかに昼間のテニスのときにそういってたけど、最初から4人しかいないっていってるんだから冗談だと思うじゃん。ずいぶんふざけてるな、あのおっさん!」

 「……なめてますね」

 「……どうしようか?」

 「シングルスにします?」

 「……いや、そんな体力はない」

 「……同じく。ボクもそんな元気はないです」

テニスコートのそばでおっさん3人が汗だくで顔を見合わせて悩んでいる姿は想像するだけで暑苦しいわけですが、かといってシングルスをやる元気はない。

どうする?