台東区上野【ホッペルポッペル】



最寄り駅 JR線:御徒町駅、銀座線:上野広小路駅都営大江戸線上野御徒町駅

頼んだお酒(上から飲んだ順)  珍しかったのでアサヒ黒生を頼んでみたのだが、いまいち。あまりお勧めしない。バスペールエールはいつもの味で安心。ヒューガルデンはいつもよりも爽やかでとても美味しく感じた。特に名物!! 火の鳥を食べた後のヒューガルデンは格別であった。

頼んだ料理(上から食べた順)
  • 牛肉のカルパッチョガーリックドレッシング
  • ソーセージ盛合せ
  • チキン&チップス
  • ナスとトマトのマリネバルサミコ風味
  • ホッペルポッペル(オーブンで焼き上げるオムレツ料理)
  • レバーケーゼのグリル(レバーと豚肉を1:1でなめらかに練り上げ、オーブンで焼き上げるドイツ風ミートローフ)
  • 名物!! 火の鳥(水を一切使わず、チキン・トマト・数量類のスパイスを使って煮込む名物の“激辛”料理)
 牛肉のカルパッチョは牛肉にドレッシングがかかっているだけで、とても料理とは言い難い。最初に出てきた料理がこれだったので、もう帰ろうかと思ったくらいびっくりした。ソーセージ盛合せは6本の盛り合わせで、どれも美味しい。特に骨付きソーセージは味がよかった。チキン&チップスはほどよくからりと揚がっており、チキンもジューシーでポテトもちょうどよい揚げ加減だ。ナスとトマトのマリネはとにかく酸っぱい。いま思い出しただけでも唾液が出てくる。我慢をすれば食べられるが、これはあくまで私の主観なので、酸っぱいものが好きな人は美味しくいただけるのかもしれない。ホッペルポッペルは素材の味を生かした料理。素朴な味というかとても薄味だったので、私は無性にケチャップがほしくなった。量が多いので頼むときには要注意(4人前はたっぷりありそうだ)。レバーケーゼのグリルは想像していたとおりの味でとても美味しかった。私好みの味。最後に名物!! 火の鳥は“激辛”料理だが、食べられないほどではない。ただ辛いのが苦手な人は全部食べられないかも。というか、食べるていると辛いを通り越して痛い。一緒についてくるナンがあまり大きくないのですぐになくなってしまうが、火の鳥自体の味はよいのでけっこうそのままでも食べられる。辛いのが苦手な人はホッペルポッペルで辛さを中和しながら食べるとよいかも。

総  評

 雰囲気はとてもよい。私たちが座ったカウンターの左手前にビールサーバがあり、バーテンの女性がジョッキにひっきりなしにビールを注いでいるのがみえていたので、ビールの回転はとてもよいようだ(現にレーベンブロイの樽を替えていた)。回転がよいということは鮮度がよいということであり、特にヒューガルデンはとても美味しく感じた。ただ一つ気になるのは私たちの目の前でジョッキを洗っているのがみえたのだが、それを普通に布で拭いていたことである。ええ!? それでいいの? という感じだったが、店舗が狭く、ジョッキを置いておく場所がないので仕方ないとは思うが、ほかの店ならいざ知らずビアホールでは見てはいけないものを見てしまった。私だって自宅でビールを美味しく飲むためにグラスを自然乾燥させているというのに……。まあ、見てしまったものは仕方がない。次回までには忘れておくことにしよう。 それと料理は全般的に量が多い。それでいて値段は普通なのでかなりリーズナブルである。ただ2〜3人で行くとすぐにお腹が一杯になってしまうのと、はずれの料理でも量が多いというのはちょっと考え物である。感想にもあるとおり、今回行ったかぎりでは料理はかなりあたりはずれがあるように感じた。あたりの料理はとてもおいしいが、はずれの料理はなんじゃこりゃ? といった感じである。しかしながらメニューは豊富なので、今回私たちが頼んだ料理以外にもピザやパスタ、グラタン、ライスなどのメニューもあることだし、そちらに期待したいところである。もしこちらに行かれる際には下記のお勧めを参考にしていただき、なるべくはずれの料理を引かないようにされるとよいだろう。

最後に今回飲食したもののお勧め度を記しておく(◎:必ず、◯:ぜひ、△:どちらでも、×:不可)。